S&Qモードでのスローモーション撮影後、編集で元の速度に戻せるか？

S&Qモードでスローモーション撮影した後、編集でスローを早送りすれば元の速度に戻せるかについて、今回はその方法とポイントを詳しく解説します。動画編集初心者にもわかりやすく説明しますので、ぜひ参考にしてください。

S&Qモードとは？

S&Qモード（スローモーションおよびクイックモーションモード）は、動画撮影時にスピードを自由に変更できるカメラ機能です。このモードを使うことで、通常の撮影では表現できないスローモーションや早送りの効果を簡単に得ることができます。

例えば、スローモーションではフレームレートを上げて、動きが遅く見えるようにしたり、クイックモーションではフレームレートを下げて、動きを早くすることができます。

スローモーション撮影後に元の速度に戻したい場合、動画編集ソフトを使用して、スローモーション部分を元の速度に合わせて早送りすることが可能です。

具体的には、以下の手順で進めます。

編集ソフトを使用: Adobe Premiere ProやFinal Cut Pro、DaVinci Resolveなどの編集ソフトでスローモーションのクリップを選択します。
速度調整: クリップの速度を調整して、スローモーション部分を元の速度に戻すために早送りを設定します。編集時にスムーズな動きになるよう調整することがポイントです。

早送りで元の速度に戻す際、単純に速度を調整するだけでは違和感が生じることがあります。そのため、フレームの補完やスムーズな遷移を意識した編集が求められます。

以下の方法で違和感を減らすことができます。

フレーム補間: 一部の編集ソフトでは、速度変更時にフレーム補間技術を使ってスムーズな映像に補完する機能が備わっています。これを活用することで、早送り部分も自然に見せることができます。
クリップを小分けにして調整: 長いスローモーションのクリップを短く分割し、それぞれの部分で速度を調整することで、編集後の映像がより自然に仕上がります。