Nikon D5600で鉄道写真を撮影する際の設定方法とAF設定のポイント

デジタル一眼レフ

鉄道写真を撮る際、特にNikon D5600を使った撮影には、シャッタースピードやISO、絞りなどの基本的な設定の他に、AF設定が非常に重要です。この記事では、D5600を使った鉄道写真撮影における設定方法とAF設定のポイントを詳しく解説します。

基本的な設定方法

鉄道写真の撮影では、動きの速い被写体を捉えるためにシャッタースピードの設定が重要です。鉄道の編成を撮る場合、通常、1/1000秒から1/2000秒のシャッタースピードが適しています。これにより、列車の動きが鮮明に写ります。

次にISO設定ですが、ISOはできるだけ低く設定することで、ノイズを抑えることができます。しかし、暗い環境で撮影する場合やシャッタースピードを速く設定する必要がある場合は、ISOを上げる必要があります。ISOは、天候や撮影条件に応じて400から800程度が一般的です。

絞りの設定

絞りは、被写界深度を調整するために重要な要素です。鉄道写真では、列車の全体をしっかりと捉えるため、f/8からf/11程度に設定するのが一般的です。この設定で、前景から背景までの範囲がシャープに写りやすくなります。

絞りを広く開けすぎると、背景がぼけてしまい、列車が浮き上がってしまうことがありますので、適切な絞り値を選びましょう。

Nikon D5600のAF設定について

鉄道写真の撮影で重要なのは、AF設定の選択です。D5600では、AF-Sモード(シングルAF)とAF-Cモード(コンティニュアスAF)を使い分けます。動く列車を撮影する際は、AF-Cモードを使うことで、ピントが自動で追従し、動いている被写体を鮮明に捉えることができます。

また、D5600には9点のAFポイントがあり、撮影する列車が中央に来るように設定することができます。場合によっては、AFポイントを変更して、列車の前後や横の部分に焦点を合わせることが可能です。

レンズの選択と使用方法

質問者が購入した「AF-P 70-300mmレンズは、鉄道写真に非常に適したレンズです。300mmまでのズーム範囲を活かして、遠くからでも列車を大きく捉えることができます。特にストレートやカーブ区間で、列車全体をフレーム内に収めるのに便利です。

また、このレンズのAF速度は速く、鉄道の撮影にも十分対応できますが、列車が近づいてくる際には、素早くピントを合わせるために、AF-Cモードを使い続けることが重要です。

まとめ

Nikon D5600で鉄道写真を撮影する際は、シャッタースピード1/1000秒以上、ISO400〜800、絞りf/8〜f/11の設定が基本です。AF-Cモードと適切なAFポイントの設定により、動きの速い列車を鮮明に捉えることができます。レンズにはAF-P 70-300mmを使うことで、遠距離からでも広範囲にわたる撮影が可能です。これらの設定を活かして、鉄道写真を楽しんでください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました