始球式やアイドルのミニライブを撮影するためのカメラ選びガイド

デジタル一眼レフ

球場での始球式やアイドルのミニライブなどの撮影には、適切なカメラ機材を選ぶことが非常に重要です。特にスポーツや動きの速い被写体を捉える場合、カメラの性能やレンズの選択が鍵となります。今回は、EOS 90Dと100-400mm F5-6.3 DG OS HSMの組み合わせについて、その他のおすすめカメラとその選び方を解説します。

1. EOS 90Dと100-400mmレンズの組み合わせの特徴

EOS 90Dは、Canonの中でも比較的新しいミドルクラスの一眼レフカメラで、32.5メガピクセルのAPS-Cセンサーを搭載しており、高解像度で鮮明な写真が撮れることが特徴です。このカメラは、動体撮影に強い9フレーム/秒の連写速度を持ち、特にスポーツや野球の撮影に適しています。

100-400mmのレンズは、野球場などの広い場所でも遠くの被写体を捉えることができるズームレンズです。F5-6.3の明るさですが、十分に明るく、動きの速い選手を撮影するのに向いています。ただし、F2.8やF4の明るいレンズに比べると、暗いシーンでの性能が少し劣ります。

2. 代替となるカメラボディの選択肢

EOS 90Dは非常に優れた選択肢ですが、もしもう少し速い連写速度や高感度性能が求められる場合は、Canonのフルフレーム機であるEOS R6EOS 1D X Mark IIIを検討してみても良いでしょう。これらはスポーツ撮影に特化した機能を多く備えており、動きの速い被写体を追いかける能力が優れています。

また、Sony α7R IVα9 IIなどのミラーレスカメラもオススメです。これらは非常に高い連写性能を持ち、素早い動きを捉えるのに有利です。特にスポーツ撮影やライブイベント撮影において、ミラーレスならではのファインダー性能も魅力です。

3. ピントの合わせやすさを考慮したカメラ選び

動きの速い被写体、特に野球選手などを撮影する際には、AF(オートフォーカス)の性能が重要です。EOS 90Dは、45点のクロスAFセンサーとデュアルピクセルCMOS AFを搭載しており、ライブビューでのフォーカス精度も高いですが、動きの速い選手を追う際にやや限界を感じる場合もあります。

そのため、Sony α9 IIのように、高速連写時のAF追従性が優れたカメラを選ぶと、よりスムーズにピントが合います。これらのカメラは、動きが激しいシーンでも高速で追従し、ピントが外れにくいため、確実に撮影することができます。

4. まとめ:撮影用途に合ったカメラとレンズ選び

撮影の目的に合わせてカメラとレンズを選ぶことが重要です。もし、あなたが始球式やアイドルのミニライブなどで動きの速い被写体を捉えることを重視するのであれば、EOS 90D + 100-400mmレンズは良い選択肢と言えます。ただし、より高精度なAF追従や高速連写性能が必要な場合は、Canon EOS R6Sony α9 IIを検討するのも一つの方法です。

どのカメラを選ぶにしても、撮影したいシーンや被写体の特性に合ったカメラとレンズを選ぶことで、最高の写真を撮影することができます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました