Canon 1DX初代モデルの自動ピント合わせと被写体追従機能について

デジタル一眼レフ

Canon 1DX(初代モデル)の自動での被写体検出やピント合わせについて質問があります。特に、α7Ⅳのような瞳検出や顔認識機能が搭載されていないか、もしくはそれに相当する機能があるのかを確認したい方も多いかと思います。この記事では、1DXでの被写体追従方法とピント合わせの仕組みを詳しく解説します。

1. Canon 1DXのピント合わせの基本

Canon 1DX(初代モデル)は、瞳や顔認識を自動で行うことはできませんが、非常に精度の高いオートフォーカス(AF)を搭載しています。このカメラでは、通常、中央のフォーカスポイントにピントを合わせ、そこから被写体を追従させていく方法が基本となります。

また、1DXは「AI Servo AF」を搭載しており、動いている被写体に対してもピントを追い続けることが可能です。これにより、連写などで動きの速い被写体にも対応できます。

2. 自動で顔認識や瞳検出ができない理由

α7Ⅳのような顔認識や瞳検出機能が搭載されていない理由は、1DXが発売された時期における技術の限界と、ターゲット市場に合わせた仕様によるものです。1DXはプロフェッショナル向けの一眼レフカメラであり、より精密な手動設定と機能を重視しています。

したがって、1DXでは顔や瞳にピントを合わせるために、カメラの設定や操作方法に慣れる必要があります。これは、手動での調整が求められるということを意味します。

3. ライブビューとファインダーでの違い

1DXのライブビューでは、顔認識機能を使って顔にピントを合わせることができますが、ファインダー越しでの撮影ではこの機能は使用できません。そのため、ファインダー越しで撮影する際は、手動でピントを合わせるか、中央のフォーカスポイントを使用してピントを合わせ、追従させる必要があります。

撮影時には、AFポイントを変更することで、被写体の位置に合わせたピント合わせが可能になります。これにより、動いている被写体でもピントが合いやすくなります。

4. まとめとおすすめの撮影方法

Canon 1DX(初代モデル)では、顔認識や瞳検出機能は搭載されていませんが、高精度なオートフォーカス(AF)システムによって、動く被写体への追従が可能です。ライブビューでは顔認識を使うことができますが、ファインダー越しで撮影する場合は中央のAFポイントを利用し、手動でピントを合わせることが基本です。

ポートレートや動きのある撮影でピントを合わせる際は、AFポイントの選択や「AI Servo AF」モードを駆使し、ピントが合いやすい環境を整えることをおすすめします。

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