内蔵SSD増設時のヒートシンクとサーマルパッドの使用方法と選び方

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PCの内蔵SSDを増設する際、ヒートシンクとサーマルパッドをどう使うかが悩みどころです。特に、大容量のSSD(例えば4TB)を増設する場合、片面・両面チップの違いやヒートシンクの取り付けについて疑問が生じることもあります。この記事では、SSD増設時のヒートシンクとサーマルパッドの使い方や、両面チップのSSDを選ぶ際のポイントについて解説します。

SSDの両面チップとヒートシンクの関係

大容量のSSDは、容量を確保するために両面にチップが配置されることが一般的です。通常、ヒートシンクはSSDの上面に取り付けられることが多く、下側の熱対策をスルーすることがあるのは一つの選択肢です。

ヒートシンクがついているのは、主に熱が発生しやすい上面であり、SSDのパフォーマンスに直接影響する部分を冷却するためです。下側にチップがある場合、そこにはサーマルパッドを使用することが一般的です。これは熱伝導を助け、効率的な冷却を実現します。

片面・両面対応のSSDを選ぶポイント

SSDのスロットが「4GBまでのSSDが装着できる」と記載されている場合、スロットが片面専用か両面対応かを確認することが大切です。一般的に、片面のみ対応のスロットには、片面にチップが配置されたSSDを選ぶ必要があります。

4TBのSSDを増設する場合、両面チップのものを選ぶことも可能ですが、スロットが両面に対応しているかどうかを確認することが重要です。スロットの仕様書や製品説明に「両面対応」と記載がある場合は、両面チップのSSDを選んでも問題ありません。

ヒートシンクの取り付け方法と注意点

購入したPCに同梱されているヒートシンクとサーマルパッドは、主に上面の熱対策に使用されます。ヒートシンクは、SSDに直接取り付けることで、発熱を効率的に放散します。特に、大容量のSSDでは、発熱が問題になることが多いため、ヒートシンクの取り付けが推奨されます。

取り付ける際は、ヒートシンクをSSDの上面にしっかりと取り付け、サーマルパッドを下側に適切に配置して、熱がこもらないようにすることが重要です。サーマルパッドの位置がずれると、十分な冷却効果が得られないため注意しましょう。

SSDの仕様書に記載されている情報の確認方法

SSDの仕様書に「両面対応」や「片面専用」といった情報が記載されている場合が多いです。製品購入前に、必ず仕様書や製品説明を確認することが大切です。特に、4TBのような大容量のSSDでは、両面にチップが配置されていることが一般的ですが、これがスロットに対応しているかどうかを確認することが必要です。

製品の公式ウェブサイトやオンラインショップの製品ページには、対応するスロットタイプや取り付け方法についての情報が詳しく記載されている場合が多いので、購入前に必ずチェックしましょう。

まとめ

内蔵SSDの増設時には、ヒートシンクとサーマルパッドの使用方法、SSDの両面チップに対する対応をしっかりと確認することが重要です。スロットの対応仕様を把握し、適切なSSDを選ぶことで、効率的な冷却と安定したパフォーマンスを維持できます。特に、大容量のSSDを選ぶ際には、両面対応か片面専用かを確認し、ヒートシンクとサーマルパッドを適切に配置することが求められます。

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