Canonの人気コンパクトデジタルカメラ「PowerShot G7 X」シリーズをネットで見ていると、ロゴの位置が上にあるモデルと下にあるモデルが存在することに気づく方も多いでしょう。この違いは偽物の存在を示唆しているのでしょうか？この記事では、G7Xシリーズのロゴ位置の違いの背景と、本物かどうかを見分けるポイントを解説します。
G7Xシリーズの世代によるロゴ位置の違い
実は、G7Xシリーズは複数の世代が存在しており、ロゴの位置はモデルによって異なるのが正解です。初代「G7 X」では、正面のロゴが中央より上部に配置されていることが多く、「G7 X Mark II」以降はデザイン変更によりロゴが下寄りになる傾向があります。
このため、ロゴが「上にある＝偽物」「下にある＝本物」という単純な判断はできません。世代によるデザインの違いを理解することが大切です。
公式画像や仕様との比較で確認しよう
購入前に確認すべきもっとも確実な方法は、Canon公式サイトや信頼できる販売店が掲載している画像と見比べることです。例えば、Canonの公式オンラインストアや、家電量販店の公式通販では、正規品の画像が使われています。
たとえば、G7 X Mark IIIではロゴがレンズ左下にあり、Wi-Fiマークの位置や「Mark III」などの刻印もあるため、こうした細部をよく観察すると違いが見えてきます。
模倣品・並行輸入品に注意
ネット通販やフリマアプリでは、模倣品や並行輸入品が出回っていることもあるため注意が必要です。価格が極端に安いものや、販売者の評価が極端に少ない場合は疑ってかかるのが安全です。
また、G7 Xシリーズは海外でも人気のため、海外向けパッケージや仕様の異なるモデルが販売されていることもあります。日本国内の正規流通品と仕様が異なるだけで、本物である場合もあります。
本物かどうかを見極めるチェックポイント
- 公式画像とロゴ・ボタンの位置が一致しているか
- Canonの製品保証書が付属しているか
- 販売者が信頼できる正規代理店か
- シリアル番号が本体や箱に正しく刻印されているか
- 価格が極端に安くないか
特にCanon公式の製品保証書が付属しているかどうかは大きなチェックポイントです。保証書があるかどうかを確認してから購入することをおすすめします。
ロゴの位置だけで判断せず、総合的にチェックを
ロゴ位置の違いだけでは、G7Xが本物か偽物かを判断するのは難しいです。世代ごとのデザイン変更や海外モデルの存在を知ったうえで、細部までしっかりと確認しましょう。
信頼できる店舗や公式サイトでの購入であれば、ロゴの位置に惑わされることなく安心して購入できるでしょう。
まとめ
Canon G7Xシリーズには世代ごとにロゴ位置の違いがあります。そのため、ロゴが上にあるから偽物、下にあるから本物という単純な区別はできません。確実に本物を手に入れるためには、信頼できる販売元か、製品の細部（保証書や仕様）をしっかり確認することが大切です。カメラ選びに失敗しないよう、ぜひ今回の記事を参考にしてください。
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