スーパーフォーミュラのレースを富士スピードウェイで観戦し、撮影するのは素晴らしい体験です。しかし、撮影に使うカメラやレンズの選択、撮影場所や設定のコツが分からないと、良い写真を撮るのは難しくなります。この記事では、Canon EOS5D Mark IIIとEF 70-300mm F4-5.6L IS USMレンズの性能、そして富士スピードウェイでの撮影のヒントを紹介します。
1. Canon EOS5D Mark IIIとEF 70-300mm F4-5.6L IS USMレンズの性能
Canon EOS5D Mark IIIはフルフレームのデジタル一眼レフカメラで、スピードや精度の面で非常に優れています。スポーツ撮影において重要な連写性能やオートフォーカス（AF）は非常に高い評価を受けており、スーパーフォーミュラのような動きの速い被写体に最適です。
EF 70-300mm F4-5.6L IS USMレンズは、広い焦点距離を持ち、特にレース撮影において非常に有用です。300mmの焦点距離により、遠くの車両を鮮明に捉えることができ、画像安定化機能（IS）が手ブレを補正してくれます。この組み合わせは、富士スピードウェイのような広大なサーキットでの撮影に適しています。
2. Canon PowerShot SX70 HSとの比較
Canon PowerShot SX70 HSはコンパクトなデジタルカメラで、ズーム機能が優れており、65倍の光学ズームを提供します。カメラ初心者にとっては非常に使いやすく、手軽にスーパーフォーミュラの撮影を楽しめます。しかし、画像品質や連写性能は一眼レフカメラに比べて限界があります。
もしカメラの操作が初めてであれば、SX70 HSも良い選択肢ですが、より高品質な写真を求めるのであれば、Canon EOS5D Mark IIIとEF 70-300mmの組み合わせが確実に優れています。
3. 富士スピードウェイでの撮影場所とおすすめ設定
富士スピードウェイは非常に広大で、さまざまな角度から撮影が可能です。おすすめの撮影場所は、コースの立体交差部分やコーナー部分で、車両が疾走するシーンを捉えやすいです。また、直線部分ではスピード感のある迫力あるショットを狙うことができます。
カメラ設定としては、シャッタースピードは1/1000秒以上を目安に設定し、動きの速い車両をシャープに捉えることができます。絞りは開放（F4）に設定し、ISO感度は明るさに合わせて調整します。オートフォーカスモードは「AIサーボAF」を使用すると、動きの速い被写体にも対応できます。
4. レース撮影のコツ
レース撮影では、動きが速い被写体を捉えるために連写機能を活用しましょう。また、連写した中で一番良い瞬間を選ぶために、バーストモードを使用するのが有効です。モーションブラーを利用して、速さを表現するためにはシャッタースピードを少し遅く設定するのも一つの手です。
また、車両がコーナーを曲がる瞬間を撮影する際には、「パンニング撮影」を行うことで動きの中に迫力を持たせることができます。車と一緒にカメラを動かし、シャッターを切ると、背景がブレてスピード感が強調されます。
まとめ
富士スピードウェイでスーパーフォーミュラのレースを撮影する際には、Canon EOS5D Mark IIIとEF 70-300mm F4-5.6L IS USMレンズの組み合わせが非常に効果的です。PowerShot SX70 HSも初心者には使いやすいですが、高品質な写真を求めるなら一眼レフカメラがベストです。
撮影場所や設定のコツを押さえ、シャッタースピードやオートフォーカスを適切に設定することで、素晴らしいレースの瞬間を捉えることができます。レース撮影を楽しみ、思い出に残る写真を撮影してください。
コメント