飛行機の撮影には、特に望遠レンズが重要です。現在、α6400で撮影しているあなたは、夜間の撮影や望遠が不足していると感じ、レンズの買い替えを検討しています。今回は、あなたが考えている3つのレンズ、TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3、TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3、SONY E 70-350mm F4.5-6.3 Gのそれぞれについて、特徴とおすすめの選び方を解説します。
1. TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3
TAMRON 70-300mm F/4.5-6.3は、比較的手ごろな価格で、十分な望遠域をカバーしてくれるレンズです。飛行機撮影の場合、300mmの望遠域で、ある程度遠くの飛行機を捉えることが可能ですが、夜間撮影にはやや暗くなりがちな点が気になるかもしれません。
また、このレンズはF値が高めで、暗い環境ではシャッタースピードが遅くなり、動きの速い被写体に対しては手ブレのリスクが高くなる可能性があります。昼間の撮影では非常にコストパフォーマンスの高い選択肢となります。
2. TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3
TAMRON 18-300mm F/3.5-6.3は、広角から望遠までカバーする非常に汎用性の高いレンズです。飛行機の撮影では、望遠部分が重要ですが、広角側も対応しているため、飛行機が近づいてきた際に画角を変更することができます。
しかし、300mmまでの望遠を求める場合、F3.5-6.3の明るさは、やはり夜間撮影では不利になりがちです。とはいえ、日中の撮影であれば十分に役立つレンズで、1本で幅広いシーンに対応できます。
3. SONY E 70-350mm F4.5-6.3 G
SONY E 70-350mm F4.5-6.3 Gは、α6400に最適化されたソニー純正の望遠レンズです。特に、AF(オートフォーカス)の性能が非常に優れており、動きの速い飛行機でもピントが合わせやすくなっています。
また、350mmの望遠は飛行機撮影において非常に便利で、遠くの飛行機でもしっかりと捉えることができます。ただし、中古でも10万円近くするため、予算が限られている場合は少し高額に感じるかもしれません。とはいえ、ソニー純正ならではの信頼性やAFの精度は大きなメリットです。
4. 価格とコストパフォーマンスの比較
予算が限られている場合、TAMRON 70-300mmやTAMRON 18-300mmは非常に魅力的な選択肢です。両者とも、価格がリーズナブルでありながら、飛行機撮影に必要な望遠をしっかりとカバーしています。
ただし、特に動きの速い飛行機を捉えたい場合や、より高精度なAFを求める場合は、ソニーE 70-350mmが優れた選択肢となります。価格は高めですが、AF性能や画質での差は大きいです。
5. まとめ:どのレンズを選ぶべきか
飛行機撮影において、望遠レンズ選びは非常に重要です。もし予算を抑えつつも十分な性能を求めるのであれば、TAMRONの70-300mmや18-300mmは非常にコストパフォーマンスが高いレンズです。
一方で、より動きのある飛行機撮影や高精度なAFを求める場合は、ソニーE 70-350mm F4.5-6.3 Gが最適です。高価ではありますが、ソニー純正の信頼性と性能を享受できるので、予算に余裕があればこちらのレンズを選ぶのも良いでしょう。
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