iPod第6世代の容量を1TBに拡張する方法について、iFlashQuadとRockboxを使った手順を試みたものの、容量が127GBと表示されてしまう問題に直面することがあります。この問題を解決するための方法と、成功するための手順を詳しく解説します。
iPod第6世代の容量拡張に使うiFlashとRockbox
iPod第6世代の容量を拡張するためには、iFlashとRockboxの組み合わせが一般的です。iFlashは、iPodにSDカードを取り付けるためのアダプターで、最大で1TBの容量を実現できます。Rockboxは、iPodにカスタムファームウェアをインストールするためのソフトウェアで、iPodのファイルシステムや設定を変更し、SDカードの容量をフルに活用できるようにします。
これらの組み合わせで容量を拡張した際に、127GBしか表示されない問題が発生することがありますが、この問題は特定の設定や手順の不備によるものです。
容量が127GBになる理由と解決方法
iPodの容量が127GBと表示される主な理由は、RockboxがiPodのファイルシステムに対して正しい容量を認識していないことが原因です。これは、iFlashQuadを使用して容量が増えた場合、ファイルシステムやパーティション設定が適切に構成されていないために発生します。
この問題を解決するためには、以下の手順を試してみてください。
- iPodをPCに接続し、iTunesでの同期を確認。
- Rockboxのインストール時に、パーティションの設定を確認し、正しいサイズに設定されているかをチェック。
- 場合によっては、ファームウェアの再インストールやSDカードのフォーマットを試みる。
iFlashQuadのSDカード設定の確認
iFlashQuadに取り付けるSDカードの設定が正しく行われていないと、iPodは正しい容量を認識しません。特に、512GB×2枚の構成の場合、SDカードが正しく認識されるように、適切なフォーマットとパーティション設定が必要です。
この場合、SDカードを「FAT32」または「exFAT」にフォーマットすることで、正しく認識されるようになります。また、カードの物理的な取り付け位置を再確認し、正しく接続されているかも確認する必要があります。
Rockboxの設定を最適化する
Rockboxを使用する際、iPodが正しい容量を認識しないことがあるため、Rockboxの設定も再確認することが重要です。特に、設定メニュー内で「ストレージ設定」を確認し、SDカードの容量をフルに活用できるように設定を行う必要があります。
Rockboxの最新バージョンをインストールして、ファイルシステムや設定が最新のものになっているか確認することも、容量認識の問題を解決する鍵となります。
まとめ
iPod第6世代の容量を1TBに拡張する際、iFlashとRockboxを正しく設定することが重要です。容量が127GBと表示される問題は、主にパーティション設定やSDカードのフォーマットに起因することが多いため、これらの設定を見直すことで解決できます。また、Rockboxの設定やファームウェアの再インストールを試みることで、正しい容量を認識させることが可能です。
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