SIGMA 50-500mm F4-6.3 APO EX RF HSM レンズの分解手順と清掃方法

デジタル一眼レフ

SIGMA 50-500mm F4-6.3 APO EX RF HSMのレンズでカビが発生し、特に屋外撮影時に白い霧のような画像が出てしまう場合、清掃が必要です。カビが発生している場合、レンズの分解と清掃が有効ですが、注意が必要です。本記事では、SIGMAのZOOMレンズの分解手順と清掃方法について、具体的な手順を解説します。

レンズの分解前に必要な準備

まず、レンズの分解を行う前に、以下の準備を行いましょう。安全な作業環境を整え、必要な工具(精密ドライバー、ピンセットなど)を準備します。また、作業中に部品が紛失しないように、小さなトレイやケースを用意しておくことをおすすめします。

前玉の分解

前玉の分解方法については、すでに他のブログで情報がある通り、精密ドライバーで外すことが可能です。前玉を取り外す際には、力を入れすぎないように注意し、金属部分を傷つけないように慎重に外しましょう。前玉が外れた後は、レンズの内部を覗き、カビの発生具合を確認します。

中玉と後玉の分解

中玉と後玉の分解は少し難易度が高くなります。特に、レンズ内で複数のレンズが重なっているため、慎重に分解する必要があります。中玉の部分を取り外す際は、ドライバーでネジを外し、レンズの組み立て状態に注意しながらパーツを一つずつ取り外します。後玉部分も同様に、ネジを外して慎重に取り外し、内部のカビを確認します。

清掃方法

カビの清掃には、専用のレンズ用クリーニングキットを使用します。クリーニング液を使って、カビが発生している部分を優しく拭き取ります。ただし、レンズ表面を傷つけないように注意してください。清掃後は、レンズに残ったクリーニング液を乾いた布で拭き取ります。

注意点

レンズの分解や清掃は、非常に繊細な作業です。分解の際は、必ず手順通りに行い、無理に力を加えないようにしてください。また、レンズ内部のパーツは小さく、外れやすいため、取り外したパーツはしっかりと保管し、元の位置に正確に戻すことが大切です。

まとめ

SIGMA 50-500mm F4-6.3 APO EX RF HSMのレンズにカビが発生した場合、分解して内部を清掃することが解決策となります。分解手順を慎重に行い、必要な工具を準備して作業を進めましょう。カビの除去後は、レンズを適切に再組み立てて、再度正常に機能することを確認してください。

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