3DプリンターのNeptune 4 Plusで「!! No trigger on probe after full I movement」というエラーが発生する場合、特に一部の場所で押出機が沈み込む問題に直面している方へ。この記事では、このエラーの原因とその解決方法について解説します。
エラー「!! No trigger on probe after full I movement」の原因
このエラーメッセージは、レベリング中にプローブ（オートレベリングセンサー）が十分に反応しない場合に表示されます。特に、押出機が一部で沈み込み、レベリングが正常に終了しない場合は、いくつかの原因が考えられます。
主な原因としては、押出機の取り付け不良や、ビルドプレートの高さが均等でないことが挙げられます。また、プリンターのキャリブレーションやセンサーの不具合も関係している可能性があります。
一部が深く沈む原因とその対策
押出機が特定の位置で深く沈み込む場合、以下の原因が考えられます。
- ビルドプレートの取り付け不良 – ビルドプレートが水平でない場合、レベリング時に誤差が生じます。ビルドプレートがしっかりと固定されているか確認してください。
- スプリングやネジの調整不良 – ビルドプレートを支えるスプリングやネジが均等に調整されていない場合、特定の位置で沈み込むことがあります。
- センサーの不具合 – オートレベリングセンサーが正しく機能していない場合、エラーが発生します。センサーが適切に取り付けられているか、または汚れていないか確認しましょう。
解決方法：手順に従って調整
次に、具体的な解決方法を試してみましょう。
- ビルドプレートの水平確認 – ビルドプレートをしっかりと水平に保つことが重要です。調整用のツールを使って、プレートの高さを均等に保ちましょう。
- ネジとスプリングの調整 – ビルドプレートを支えるネジやスプリングが均等に調整されているか確認し、必要に応じて締め直します。
- オートレベリングセンサーの点検 – センサーが正常に動作しているか確認し、汚れがある場合は清掃しましょう。センサーの位置がずれていないかもチェックしてください。
- ファームウェアの再設定 – 初期化を行った場合でも問題が解決しない場合、プリンターのファームウェアを最新バージョンに更新し、再度キャリブレーションを行うと効果的です。
完全初期化の方法
完全初期化を行っても問題が解決しない場合、もう一度ファームウェアの再インストールを行ってみましょう。これにより、設定がリセットされ、プリンターが正しく動作する場合があります。
まとめ
Neptune 4 Plusの「!! No trigger on probe after full I movement」のエラーは、ビルドプレートの不均等な高さやセンサーの問題が原因で発生することが多いです。ビルドプレートの調整やオートレベリングセンサーの点検を行い、必要に応じてファームウェアの更新を行うことで解決できます。これらの対策を実施して、再度正常にレベリングを行い、印刷を再開しましょう。
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