海外旅行の際に海外のSIMを使用し、日本に戻った後、電話の着信履歴や発信履歴が番号表示になってしまい不便に感じている方も多いです。特に、電話番号の前に「+81」が付いていて、登録した名前ではなく番号が表示される問題があります。この記事では、iPhoneでのこの問題を解決する方法と、海外SIM使用後に元の状態に戻すための手順を解説します。
iPhoneでの電話番号の表示形式の問題
iPhoneで海外SIMを使用した場合、電話番号が「+81」などの国際番号形式で表示されることがあります。これは、海外のSIMカードがその国のローカル番号形式を使用しているため、電話番号が登録されている形式と異なるためです。
日本に戻して元のSIMカードに戻すと、番号がそのままで登録名では表示されなくなり、着信履歴や発信履歴が不便に感じることがあります。この問題を解決するためには、海外使用時に設定した「プロファイル」を削除する必要があります。
海外プロファイルの削除方法
iPhoneにインストールされた「プロファイル」は、設定から確認・削除することができます。このプロファイルは、特に海外で利用した通信設定やネットワーク設定を管理するためのものです。以下の手順で、プロファイルを削除し、元の設定に戻すことができます。
手順:
1. iPhoneの「設定」を開きます。
2. 「一般」をタップします。
3. 下にスクロールして「プロファイルとデバイス管理」を選択します。
4. ここで、海外で使用したSIMカードに関連するプロファイルを選択します。
5. プロファイルが表示されたら、削除ボタンをタップします。
プロファイル削除後の確認と再設定
プロファイルを削除した後、iPhoneを再起動して、電話番号の表示が元通りになっているか確認しましょう。多くの場合、この操作で番号が「+81」形式から正しい日本の番号形式に戻り、登録されている名前で表示されるようになります。
それでも問題が解決しない場合、iPhoneのキャッシュや設定が影響している可能性があります。この場合、設定をリセットするか、iOSの最新バージョンにアップデートすることを検討しましょう。
その他の注意点
海外で使用したSIMカードによっては、設定が完全に解除されない場合があります。この場合、通信キャリアに問い合わせることで、適切なサポートを受けられることがあります。
また、電話帳に登録されている番号の形式が正しいかも確認してください。場合によっては、登録されている番号が「+81」形式で保存されているため、手動で修正することが必要です。
まとめ
iPhoneで海外SIMを使用した後に電話番号が番号表示に戻る問題は、海外用のプロファイルを削除することで解決できます。設定からプロファイルを削除し、再起動後に元の状態に戻すことができます。問題が解決しない場合は、キャリアやAppleのサポートを活用してみましょう。
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