Canon G1X Mark IIIは、非常に高性能なコンパクトカメラで、ズーム機能も非常に優れています。しかし、電源を切ると毎回最広角(24mm)にリセットされてしまう問題を抱えているユーザーも多いです。この問題に対する解決策として、電源を落とす前に最後に使用していたズーム位置(例えば70mm)を記憶させる方法を紹介します。
Canon G1X Mark IIIのズーム記憶設定とは
Canon G1X Mark IIIでは、ズームの設定を記憶させるための設定がいくつか存在します。しかし、カメラのオーバーホール後や設定リセット時に、ズーム記憶機能が無効になってしまうことがあります。これにより、電源を切るたびにズームが初期位置に戻ってしまうため、再設定が必要です。
ズーム設定を記憶させる方法
カメラのズーム設定を記憶させるには、以下の手順を試してみてください。
- 1. メニューを開く:カメラの「メニュー」ボタンを押して、設定画面を開きます。
- 2. 設定メニューから「ズーム設定」を選択:「ズーム設定」オプションを選択し、ズーム設定を調整できる項目を表示します。
- 3. ズーム記憶設定の確認:ここで、ズーム記憶機能がオンになっているかを確認します。もしオフになっていれば、オンに切り替えましょう。
- 4. 保存を確認:設定を完了したら、メニューを閉じてカメラの電源を切ります。
これで、カメラを再起動した際にも、前回設定したズーム位置(70mmなど)が記憶されているはずです。
ズーム設定が記憶されない場合の確認事項
設定を確認してもズームが記憶されない場合、以下の点を再度確認しましょう。
- 設定のリセット:カメラがオーバーホール後に設定がリセットされた場合、ズーム設定も初期化されている可能性があります。再度、手順を確認して設定を行いましょう。
- ファームウェアの更新:カメラのファームウェアが古い場合、設定に影響を与える不具合が発生することがあります。最新のファームウェアにアップデートすることで、問題が解決する場合があります。
- 設定メニューの選択ミス:ズーム記憶の設定がオンになっていないことがあります。設定画面で「ズーム記憶」が正しく選択されているか確認してください。
まとめ
Canon G1X Mark IIIでズーム設定を記憶させるには、メニューからズーム記憶設定をオンにする必要があります。設定がリセットされた場合や、ズーム設定が記憶されない場合は、再度設定を確認し、ファームウェアのアップデートや設定メニューの見直しを行うことが重要です。
これらの手順を試すことで、次回電源を入れたときにも、前回のズーム設定がそのまま反映されるようになります。ライブ撮影などで頻繁にズームを使う際には、非常に便利な機能ですので、ぜひ試してみてください。
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