シグマの400mmレンズをキャノンのカメラで使用している方が、ニコンのカメラでも使用できるか、またそのために必要なマウントアダプターと費用について疑問を持つことがあります。この記事では、キャノン用のシグマ400mmレンズをニコンカメラで使うための方法を解説し、かかる費用についても触れていきます。
シグマ400mmレンズのマウントアダプターについて
シグマのレンズは、キャノンやニコンなど異なるカメラメーカーに対応するために、マウントアダプターを使用してレンズを他のカメラに装着することができます。キャノンEFマウント用のレンズをニコンFマウントのカメラに取り付ける場合、専用のマウントアダプターが必要です。
マウントアダプターは、レンズとカメラボディを物理的に接続するだけでなく、オートフォーカスや露出調整、絞り制御などをサポートするモデルもあります。しかし、すべてのマウントアダプターがこれらの機能を提供するわけではないので、選ぶ際に注意が必要です。
おすすめのマウントアダプターとその選び方
ニコンFマウント用のマウントアダプターには、VelloやFotodioxなどのブランドが有名です。これらのアダプターは、キャノンEFマウントのレンズをニコンFマウントのカメラに装着するために設計されています。
選ぶ際のポイントは、オートフォーカスや絞り制御が可能かどうかです。一般的に、安価なアダプターはマニュアルフォーカス専用であることが多く、オートフォーカスや絞り制御が機能しないことがあります。これらを気にする場合は、電子接続をサポートする高価なアダプターを選ぶと良いでしょう。
かかる費用と注意点
マウントアダプターの価格は、メーカーや機能によって異なります。一般的なアダプターは数千円から購入できますが、オートフォーカスや絞り制御に対応したアダプターは1万円以上になることもあります。例えば、Velloの電子マウントアダプターは、1万円前後の価格帯で販売されています。
購入前には、アダプターが自分のニコンカメラとシグマレンズに適合するか確認することが重要です。また、アダプターを使用することで、オートフォーカスの速度や精度が遅くなる場合もあるため、撮影シーンに合わせて使用するアダプターを選びましょう。
実際にニコンカメラで使用する際のメリットとデメリット
マウントアダプターを使用することで、ニコンカメラでもシグマのレンズを利用できるという大きな利点があります。しかし、オートフォーカスが動作しない場合や、レンズが重くなるなどのデメリットも存在します。特に動きの速い被写体を撮影する場合、フォーカス速度が遅れることがあるため、注意が必要です。
また、手動でのフォーカス調整が求められる場合もあるため、写真撮影のスタイルによっては不便に感じることもあるかもしれません。とはいえ、撮影のシーンや被写体によっては問題なく使えることも多いので、自分の用途に合わせて選択しましょう。
まとめ
シグマの400mmレンズをキャノンからニコンカメラで使用するためには、マウントアダプターが必要であり、選択肢にはVelloやFotodioxなどのブランドが存在します。オートフォーカスや絞り制御が必要かどうかによってアダプターを選ぶ必要があります。費用は1万円前後から数万円まであり、選んだアダプターの機能によって異なります。
ニコンカメラでシグマのレンズを使うことは可能ですが、オートフォーカスや使用感に関しては注意が必要です。購入前に自分の撮影スタイルや使用するレンズに合ったアダプターを選びましょう。
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