ELEGOO NEPTUNE 4 PLUSの冷却ファン設定の問題と解決方法

3Dプリンター

ELEGOO NEPTUNE 4 PLUSの冷却ファンが動作しない問題に直面している方へ、この記事ではその原因と解決方法を解説します。特に、スライサー設定やファームウェア設定、タッチパネルでの操作に関する問題に焦点を当てて、冷却ファンが正常に機能するようにするための具体的な手順を提供します。

ELEGOO NEPTUNE 4 PLUSの冷却ファンの基本設定

ELEGOO NEPTUNE 4 PLUSには、背面大型ファンとパーツファンの2つの冷却ファンが搭載されています。通常、これらのファンは印刷中に自動で動作し、冷却効果を発揮します。しかし、設定や接続に問題があると、ファンが動作しないことがあります。

ファン設定を「sports」にしても反応がない場合、まずはソフトウェアとハードウェア両方の設定を確認する必要があります。

スライサー設定の確認

スライサーソフト「UltimakerCure」の設定で冷却ファンが100%に設定されているにもかかわらずファンが動作しない場合、スライサー側の設定が適切に反映されていない可能性があります。ファン設定が正しく行われていることを確認し、ファームウェアとの連携を再チェックします。

また、スライサーでファンを手動で調整できるかどうか、設定画面で冷却ファンの制御が「オート」となっている場合は「手動」に変更してみることをお勧めします。

ファームウェア設定の確認と調整

ELEGOO NEPTUNE 4 PLUSのファームウェア設定で冷却ファンが動作しない場合、printer.cfgの設定を見直すことが重要です。特に、「FAN2」セクションで「shutdown_speed: 1.0」に設定することでファンが常にONの状態になる場合がありますが、スライサーやタッチパネルで操作できるようにするためには、他の設定を確認する必要があります。

ファームウェア設定を確認し、「FAN2」の設定が正しいかどうかをチェックしましょう。また、ファンの制御方法を手動制御から自動制御に変更する設定を試みることも有効です。

タッチパネル設定とファンの手動制御

タッチパネルで冷却ファンを制御するためには、タッチパネルの設定も重要です。タッチパネルで「スポーツモード」に設定しても変化がない場合、タッチパネル側で冷却ファンの操作設定が正しく反映されていない可能性があります。

タッチパネルでファンの設定を確認し、設定が「オフ」にされていないか、または他の設定が優先されていないかを再度確認します。タッチパネルの設定をリセットして、再度操作を行ってみることも有効です。

まとめ

ELEGOO NEPTUNE 4 PLUSの冷却ファンが動作しない問題は、スライサー設定、ファームウェア設定、タッチパネル設定など、複数の要因が絡んでいることがあります。冷却ファンの設定を適切に見直し、ソフトウェアとハードウェアの連携を確認することで、正常に動作させることができます。ファームウェアの設定やスライサーの設定を再調整し、タッチパネルでの操作が反映されるように調整することが解決のカギとなります。

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