Canon RF70-200mm F2.8 L IS USMは、その優れた性能でプロフェッショナルにも愛用されている高級レンズですが、初心者には少し敷居が高いと感じるかもしれません。この記事では、EOS R10との組み合わせで、フットサル撮影を成功させるための設定方法を解説します。
Canon RF70-200mm F2.8 L IS USMの特徴
Canon RF70-200mm F2.8 L IS USMは、明るいF2.8の最大開放絞りと、静止画や動画撮影に最適なIS(手ブレ補正)機能が特徴です。これにより、暗い環境でもシャープな画像が得られやすく、フットサルのような動きの速い被写体にも対応できます。レンズ自体は大きめですが、RFマウントの特性により、比較的軽量で使いやすくなっています。
フットサル撮影における設定のポイント
フットサルのようなスポーツ撮影では、動きの速い選手をしっかり捉えることが重要です。次の設定を試してみてください。
- シャッタースピード: 動きの速い選手をブレなく撮影するために、1/1000秒以上のシャッタースピードを設定しましょう。
- ISO感度: ISO感度は低すぎると暗くなるため、環境に応じて適切な値に設定します。暗い場所ではISO800~1600程度を目安に設定することをおすすめします。
- 連写モード: 被写体の動きを捉えるために、連写モードを使用しましょう。Canon EOS R10の連写速度は非常に速いので、連写撮影で複数のショットを確保できます。
iPhoneでの撮影と比較してRF70-200mmの優位性
iPhoneとRF70-200mmレンズを比較すると、RF70-200mmはズームや背景のぼかし(ボケ)効果が圧倒的に優れています。iPhoneのカメラは非常に優秀ですが、ズームや被写界深度の調整に限界があります。RF70-200mmはその大口径により、美しい背景ぼけを作り、被写体に焦点を合わせやすくなります。
夜間のフットサル撮影における工夫
夜間の撮影では、環境光が足りず、シャッタースピードを十分に速く保つことが難しくなることがあります。このような場合、RF70-200mmの明るいF2.8絞りが役立ちます。低照度でも高速シャッターを維持できるので、選手が動いているシーンでも明瞭に撮影できます。さらに、手ブレ補正機能が搭載されているため、手持ちでの撮影でも安定した画像が得られます。
まとめ
Canon RF70-200mm F2.8 L IS USMは、フットサル撮影において非常に優れた性能を発揮します。初心者でも、適切な設定を行うことで、プロフェッショナルな写真を撮影することができます。特に、暗い環境でも明るいレンズと手ブレ補正機能が大きな助けになります。ぜひ、撮影前に設定を確認し、撮影に臨んでください。
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