新築の家に天井スピーカーを設置したいけど、Bluetooth接続についてや音の遅延、スピーカー選びなどで迷っている方へ向けて、この記事ではよくある疑問にお答えします。特に、テレビの音とスマホの音楽をどううまく楽しむかに焦点を当てていきます。
パッシブスピーカーとアンプのBluetooth接続について
まず、パッシブスピーカーは、アンプを通して音を出力します。Bluetooth対応のアンプを使用すると、Bluetooth接続で音楽や音声を再生できるようになります。しかし、テレビの音を聞く際もBluetoothで接続されると気になるポイントがあります。
テレビの音をBluetooth接続しないで聞きたい場合は、アンプとスピーカーをBluetooth以外の方法で接続する設定が必要です。例えば、テレビのオーディオ出力(ヘッドホンジャックや光デジタル出力)をアンプの入力端子に接続する方法です。これにより、テレビの音はBluetooth接続せず、スピーカーから直接音を出すことができます。
Bluetooth接続の音の遅延について
Bluetooth接続を使用する場合、音の遅延が発生することがあります。これは、Bluetoothの通信速度やスピーカー・アンプの遅延によるものです。しかし、最近のBluetooth技術では、音の遅延はかなり少なくなっており、特に音楽や動画視聴において不快な遅延を感じることは少ないでしょう。
リビングとキッチンに天井スピーカーを設置する場合でも、遅延が気になる場合は、Bluetoothではなく有線接続やWi-Fi接続を検討するのも一つの方法です。Wi-Fi接続では遅延をほとんど感じず、音質も安定しています。
パッシブスピーカーとアンプの選択肢
パッシブスピーカーを使用する場合、アンプは必須です。アンプがスピーカーに電力を供給し、音質を調整します。Bluetooth接続を使用する場合、Bluetooth対応のアンプを選べば、スマホやタブレットと簡単に接続できます。もしBluetooth接続を避けてテレビの音を直接スピーカーから出したい場合は、アンプに他の接続オプション(光デジタルやアナログ入力)があるものを選ぶことをおすすめします。
パッシブスピーカー+アンプの組み合わせが最も一般的な選択肢ですが、もっと簡単なオールインワン型のアクティブスピーカー(アンプ内蔵)を選ぶのも手軽です。
おすすめの天井スピーカーシステム
天井スピーカーを選ぶ際は、音質、接続方法、設置場所に合った製品を選ぶことが重要です。もし音質とシステムの安定性を重視するなら、パナソニックやYAMAHAなどのブランドを検討するのが良いでしょう。また、スマホからの音楽を簡単にBluetoothで楽しむためには、Bluetooth対応のアンプやワイヤレス接続機能を持った製品を選ぶと便利です。
スピーカーのサイズやデザインも選ぶ際のポイントです。天井に埋め込むタイプのスピーカーが多いですが、設置環境や部屋の広さに応じて適切なものを選びましょう。
まとめ
天井スピーカーを使用する際、テレビの音声をBluetooth接続せずにスピーカーから直接再生したい場合は、アンプとテレビを有線接続する方法が有効です。また、Bluetooth接続を利用してスマホの音楽を楽しむ場合は、音の遅延や接続の安定性に注意しつつ、適切なアンプやスピーカーを選ぶことが大切です。自分の使用環境に合った製品を選び、快適な音響環境を作りましょう。
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