フィラメントの保管方法とおすすめのBOX・乾燥剤・湿度計

3Dプリンター

3Dプリンターを使用する上で、フィラメントの湿気対策は重要なポイントです。フィラメントが湿気にやられると、印刷品質に大きな影響を与え、トラブルの原因になります。今回は、フィラメントを湿気から守るためのBOX選びと、おすすめの乾燥剤や湿度計についてご紹介します。

1. フィラメント保管用BOXの選び方

フィラメントを湿気から守るためには、密閉性が高く、複数のフィラメントを収納できるBOXが必要です。最も重要なのは「しっかりと密閉できること」と「収納容量」です。これにより、湿気の侵入を防ぎ、フィラメントを長期間保存できます。

お手頃価格のBOXとしては、プラスチック製の密閉容器が一般的です。1000円〜2000円程度で購入可能なものがあります。例えば、密封できる蓋付きの収納ボックスや、フタがしっかりと閉まるタイプのケースがオススメです。サイズも重要で、複数のフィラメントを収納するためには、容量が大きめのものを選ぶと良いでしょう。

2. 乾燥剤を活用する

湿気対策には、乾燥剤の使用も非常に効果的です。フィラメントの湿気を吸収し、湿度を適切に保つことができます。特にシリカゲルが一般的で、湿気を効率的に吸収します。乾燥剤は、フィラメント保管BOXに一緒に入れると効果的です。

乾燥剤は容量に合わせて選ぶと良いでしょう。大きめの乾燥剤を複数入れることで、湿度の管理がしやすくなります。シリカゲルの乾燥剤は繰り返し使用できるタイプも多く、コストパフォーマンスが良いのでオススメです。

3. 湿度計で湿度管理をしっかり行う

湿度計を使って、フィラメントの保存状態を把握することが重要です。湿度が高すぎるとフィラメントが吸湿してしまうため、湿度を一定に保つための管理が必要です。湿度計を使用すると、湿度が何パーセントかを簡単に確認できるため、フィラメントが適切に保管されているかをチェックできます。

湿度計は1000円〜2000円程度で購入できるものも多く、手軽に導入できます。湿度が60%以上にならないように管理することをおすすめします。

4. フィラメント保管の注意点

フィラメントを保管する際は、湿気だけでなく直射日光や高温の場所にも注意が必要です。直射日光が当たる場所に置くと、フィラメントが変形する可能性があります。さらに、高温の場所でもフィラメントが劣化する原因となりますので、保管場所は涼しく乾燥した場所を選びましょう。

また、フィラメントの種類によっては、湿気を吸いやすいものもあります。特にナイロンやTPUなどは湿気に敏感なので、他のフィラメントよりもより厳重に保管することをおすすめします。

まとめ

フィラメントの湿気対策には、密閉できる保管用BOX、乾燥剤、湿度計を使って、しっかりと管理することが重要です。これらのアイテムをうまく活用することで、フィラメントを長期間保存し、品質を保つことができます。コストパフォーマンスも考えたうえで、適切な保管方法を選びましょう。

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