オリンパスE-P5に最適な望遠レンズとテレコンバーターの選び方:コスパ重視の選択肢とメリット・デメリット

デジタル一眼レフ

オリンパスE-P5とM.Zuiko 40-150mmレンズを使用しており、さらに望遠が欲しいという方に最適な選択肢について解説します。コストパフォーマンス(コスパ)を重視した望遠レンズの選び方と、テレコンバーターの使用方法について、メリットとデメリットを交えて紹介します。

1. E-P5とM.Zuiko 40-150mmレンズの限界

オリンパスE-P5に付属のM.Zuiko 40-150mmレンズは、日常的な撮影や中距離の望遠撮影には十分な性能を発揮しますが、さらに遠くの被写体を撮影したい場合には限界があります。特に野鳥撮影やスポーツイベントなど、高倍率の望遠が求められるシーンでは、より長い焦点距離が必要です。

望遠を強化するためには、より長い焦点距離を持つレンズを購入するか、テレコンバーターを使用する選択肢があります。

2. コスパの良い望遠レンズ選び

コストパフォーマンスを重視する場合、次に検討すべきはM.Zuikoシリーズの望遠レンズです。特に、M.Zuiko Digital ED 75-300mm F4.8-6.7 IIレンズは、比較的手頃な価格で、焦点距離300mmまでの望遠が可能です。

このレンズは、野生動物やスポーツ撮影に最適で、E-P5と組み合わせても非常にバランスが良く、手軽に遠距離撮影を楽しむことができます。また、比較的軽量なので、持ち運びも楽です。

3. テレコンバーターの使用方法とメリット

テレコンバーターを使用することで、既存のレンズの焦点距離を拡張することができます。オリンパスでは、M.Zuiko Digital 1.4x TeleconverterやM.Zuiko Digital 2.0x Teleconverterが販売されています。

テレコンバーターの最大のメリットは、現行のレンズを活かしつつ、望遠効果を増強できることです。例えば、M.Zuiko 40-150mmレンズに2倍のテレコンバーターを使うことで、焦点距離を80-300mmに延長でき、かなり遠くの被写体を撮影することができます。

4. テレコンバーターのデメリット

テレコンバーターにはいくつかのデメリットもあります。最も大きなデメリットは、絞り値が暗くなることです。例えば、2倍のテレコンバーターを使用すると、F4.8-6.7のレンズがF9.6-13.4に変わり、低光量の条件ではシャッタースピードを上げることが難しくなります。

また、オートフォーカスの速度が遅くなったり、シャープネスが多少犠牲になることもあります。特に動きの速い被写体を撮影する場合には、これらの点を考慮する必要があります。

5. 最適な選択肢はどれか?

望遠を強化したい場合、コストパフォーマンス重視であれば、M.Zuiko Digital ED 75-300mm F4.8-6.7 IIレンズを購入するのが最も手軽で効果的な選択肢です。軽量で高倍率、比較的リーズナブルな価格で望遠撮影を楽しめます。

一方、テレコンバーターは、既存のレンズで望遠を増強したい場合に便利ですが、絞りが暗くなることやオートフォーカスが遅くなる点に注意が必要です。特にスポーツや動きのある被写体を撮影する際は、テレコンバーターの使用を検討する場合に慎重になる必要があります。

まとめ

オリンパスE-P5とM.Zuiko 40-150mmレンズを使用して望遠撮影を行う場合、M.Zuiko Digital ED 75-300mmレンズを選ぶことで、コストパフォーマンスよく望遠効果を高めることができます。テレコンバーターを使うことで、既存のレンズを活かしつつ望遠を拡張できますが、絞りの暗さやオートフォーカスの遅れといったデメリットも考慮する必要があります。どちらの選択肢が最適かは、使用シーンに応じて判断することが重要です。

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