釣りをしているとき、魚がヒットした瞬間を見逃さずに録画したいと考える人は多いでしょう。しかし、長時間の録画が必要ない場面では、常にカメラを回し続けることには容量や熱の問題が伴います。そんな時に役立つアクションカメラの「プリレコーディング」機能について解説します。
プリレコーディング機能とは?
プリレコーディング機能とは、カメラが録画ボタンが押される前の数秒を自動的に保存する機能です。これにより、例えば釣りのヒットの瞬間を捉えたくても、ボタンを押すタイミングが遅れても、その前の録画が残っているため、ヒットシーンを逃すことなく記録できます。
この機能は、事故時の記録を残すドラレコにも似た仕組みで、録画を始める前にカメラが数秒前からの映像をキャッシュしておく仕組みです。
おすすめのアクションカメラとプリレコーディング機能
プリレコーディング機能を搭載したアクションカメラは複数あります。ここではその中でも人気のあるモデルを紹介します。
- GoPro HERO10 Black: GoProの最新モデルは、「ヒーロー10」や「ヒーロー9」など、数秒前の録画を自動的にキャッシュするプリレコーディング機能を搭載しています。
- DJI Osmo Action: DJIのOsmo Actionもプリレコーディング機能を持っており、スポーツやアクションシーンを撮影するのに便利です。
- Insta360 ONE R: Insta360 ONE Rも録画開始の前からデータをキャッシュできる機能を搭載しており、リアルタイムでヒットシーンを逃さず録画できます。
プリレコーディング機能を使った録画の活用方法
釣りだけでなく、スポーツやアウトドア活動においてもプリレコーディング機能は非常に便利です。例えば、急な瞬間の録画を逃さないために、常にカメラを動かさずに待機しておき、ボタンを押すことでその前の映像も含めて記録できます。
これにより、容量を無駄に使わず、必要なときだけ録画を始められるので、効率的な記録が可能となります。
プリレコーディング機能の注意点
プリレコーディング機能を使用する際の注意点は、カメラによってキャッシュできる時間が異なることです。多くのカメラでは、約15~30秒程度の録画データをキャッシュしていますが、撮影するシーンによってはその時間が足りない場合もあるので、事前に機能の仕様を確認することが大切です。
また、この機能を使うことで、カメラの動作が若干重くなる場合もありますので、操作性やバッテリーの消費にも影響が出ることを理解しておきましょう。
まとめ
釣りのヒットシーンを逃さないために便利なプリレコーディング機能を搭載したアクションカメラは、GoPro、DJI、Insta360などが代表的な選択肢です。長時間の録画を避けつつ、必要なシーンを記録できるこの機能を活用して、より効率的に映像を撮影しましょう。
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