ミニバスの撮影において、最適なレンズを選ぶのは難しいものです。特に動きが速く、室内の照明が暗い環境では、焦点距離や絞りの大きさが重要な要素となります。この記事では、EOS90Dなどのカメラで使用するためのおすすめレンズを、実際の撮影体験を元に選び方のポイントとともに紹介します。
ミニバス撮影に求められるレンズの条件
ミニバスのように室内で動きが速い被写体を撮影する際には、いくつかの重要な条件があります。まず、焦点距離の選択が重要です。動きが速いバスケの試合では、焦点距離が長いレンズの方が被写体を大きく写すことができます。次に、絞りの大きさ(f値)が重要です。暗い環境でも速いシャッターを使うためには、f2.8以上の大きな絞りが必要です。
さらに、ISO感度を上げても画質が悪くならないように、シャープで明るいレンズを選ぶことが大切です。
おすすめレンズの選択肢
あなたの現在のレンズ選択肢であるSIGMA70-200mm f2.8や50-100mm f1.8は、ミニバス撮影に非常に適したレンズです。SIGMA70-200mm f2.8は、広い焦点距離範囲と明るい絞りで、室内撮影においても高いパフォーマンスを発揮します。動きの速いプレイヤーを追いながら、十分な解像度と明るさを確保できます。
一方、50-100mm f1.8は、より明るいレンズであり、低照度での撮影に非常に強みを持っています。しかし、焦点距離がやや短いため、撮影位置が限られる可能性がある点には注意が必要です。
予算内で選べるベストなレンズ
予算が17万円程度であることを考慮すると、SIGMA70-200mm f2.8は非常にバランスが取れた選択肢です。広い焦点距離範囲と明るい絞り、そして高い解像度を兼ね備えています。これにより、ミニバスの試合を撮影する際に、動きの速いシーンでも安定した結果を得ることができます。
もし、より明るいレンズを求める場合は、50-100mm f1.8も良い選択ですが、焦点距離の制限がある点を考慮する必要があります。これを補うためには、撮影場所の選定や撮影ポジションを工夫することが求められます。
レンズ購入前に考慮すべきポイント
レンズ選びでは、焦点距離だけでなく、カメラとの相性や使い勝手も重要な要素です。どのレンズを選んでも、使用時の手ブレ防止機能やオートフォーカス性能、重量感なども試合中に重要になります。特に、軽量で手ブレが少ないレンズを選ぶと、長時間の撮影でも疲れにくくなります。
また、カメラの設定や撮影場所に応じて、レンズを使い分けることも検討してみましょう。
まとめ
ミニバスの撮影に最適なレンズを選ぶには、焦点距離と絞りの大きさ、そして暗い環境でもしっかりと撮影できる性能が求められます。SIGMA70-200mm f2.8は、そのバランスの良さから、試合の撮影に適した選択肢です。もし、予算を少しオーバーしても明るさを重視したい場合は、50-100mm f1.8も考慮する価値があります。
どちらのレンズも、あなたのミニバス撮影において素晴らしい結果をもたらしてくれることでしょう。
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