自作PCの赤ランプ点灯と起動不良の原因と対策

周辺機器

自作PCで起動時に赤ランプが点灯し、さらにCPUを再取り付け後にファンが回転せず、メモリが光らなくなるという問題が発生することがあります。このような場合の原因と解決方法について詳しく解説します。

1. 赤ランプの点灯の意味

多くのマザーボードは、POST(Power-On Self Test)中に異常があると、赤ランプを点灯させてエラーを通知します。特に、NZXT B650Eのような高性能なマザーボードでも、赤ランプはCPUやメモリ、GPU、SSDなどの接続に問題があることを示す警告です。

最初に赤ランプが点灯した場合、メモリ、SSD、GPU、CPUのいずれかに問題がある可能性があります。問題を特定するために、一度ずつ外して確認する方法は有効ですが、根本的な原因は他にも考えられるため、もう少し詳しく調べる必要があります。

2. メモリとGPUの確認

まず最初に、メモリとGPUを外してテストを行ったことは適切です。これにより、それらが原因ではないことがわかります。ただし、メモリがしっかりと差し込まれていない場合や、GPUの接続端子が正しくはまっていないことが原因のこともあります。

また、GPUを外した後に別の動作を確認するために、内蔵GPUでの起動も試みてください。内蔵GPUで問題が解決する場合、GPUの不具合の可能性が高くなります。

3. CPUの取り付けと確認

CPUを再取り付けした際にファンが回転しない場合、CPUの取り付けに何らかの問題がある可能性があります。特に、CPUソケットにピンが曲がっていたり、CPUクーラーがしっかりと取り付けられていないと、正しく動作しません。

CPUを再度取り外し、ソケットにゴミが入っていないか、ピンが曲がっていないかを確認してください。ソケットに異常がない場合、CPUクーラーがしっかり取り付けられているかもチェックします。

4. PSU(電源ユニット)の確認

ファンが回転しない、メモリが光らないなどの問題が続く場合、電源ユニット(PSU)に問題があることも考えられます。十分な電力が供給されていないと、各パーツが正常に動作しないことがあります。

PSUが十分な出力を持っているか確認し、他の電源ケーブルや接続端子を試してみてください。また、別のPCでPSUをテストしてみるのも効果的です。

5. 最後のチェックとまとめ

自作PCの起動不良において赤ランプの点灯やファンが回転しない原因を特定するには、慎重にパーツを確認する必要があります。最初にメモリやGPUをチェックし、次にCPUとその取り付け部分を確認します。それでも問題が解決しない場合は、PSUや電源周りを再度確認することをお勧めします。

それでも解決しない場合、マザーボードや他のパーツに問題があるかもしれません。専門のサポートを受けることも一つの方法です。

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