SONYα6400でバレーボールの試合を撮影している際に、ホワイトバランスのオート設定で色味がオレンジや黄色っぽくなってしまうという問題に直面している方へ、この記事では色味を改善するためのホワイトバランス設定や、撮影時のポイントを詳しく解説します。
ホワイトバランスがオレンジっぽくなる原因とは?
ホワイトバランスのオート設定は、室内の照明や周囲の環境に応じて自動で調整されますが、特に屋内の照明が黄色味を帯びている場合、オレンジや黄色っぽい色味が強調されることがあります。バレーボールの試合では、照明の色温度が異なる場合が多いため、この影響が顕著に現れることがあります。
また、レンズの種類やカメラの設定、さらにはカメラ本体の色調整機能も影響を与える可能性があります。これらを改善することで、肌の色や全体のバランスが整った写真が撮れるようになります。
ホワイトバランスを手動で調整する方法
オート設定で色味が気になる場合、ホワイトバランスを手動で調整することが効果的です。特に、スポーツ撮影では、照明の影響を受けやすいため、手動で設定することで、より自然な色味を実現できます。
SONYα6400では、ホワイトバランスを「色温度」で調整することができます。バレーボールの試合の場合、通常は「5000K〜6000K」の設定が適しています。これにより、肌の色が自然に表現され、黄色やオレンジの色味が抑えられます。
他の設定で試すべきポイント
ホワイトバランスの調整以外にも、カメラの設定を見直すことで、より美しい写真を撮影できます。例えば、シャッタースピードを速くすることで、選手の動きをブレずに撮影できます。また、ISO設定も重要です。高すぎるISOはノイズを引き起こすので、試合の照明に合わせて適切な設定を行いましょう。
さらに、レンズによっても画質に差が出ることがあります。もしタムロン18-300mm f/3.5-6.3を使用している場合、ズームを使うことで遠くの選手を撮影する際に画像がぼやけることがあるため、焦点距離を調整して撮影することが効果的です。
Canonと同じような美しい肌色を実現するために
Canonのカメラは、特に肌色の再現に優れていると評判です。そのため、SONYα6400でCanonのように美しい肌色を再現するためには、ホワイトバランスの調整に加え、カメラの「カスタムカラー設定」を調整することも有効です。
「カスタムカラー設定」で「肌色」を強調することにより、顔の色味が美しく表現されます。また、露出を調整して明るさを抑えることも、色味を自然に見せるためには大切なポイントです。
まとめ
SONYα6400でバレーボールの試合を撮影する際、ホワイトバランスのオート設定による色味の問題を改善するためには、手動でホワイトバランスを調整することが効果的です。また、シャッタースピードやISO設定を見直すことも重要です。
これらの設定を試すことで、肌色が自然に、そしてスポーツの動きも美しく捉えた写真が撮れるようになります。これからの撮影で試してみてください。
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