MacBookProを使用してゲーム動画を録画している際、1時間ちょっとの録画で50GBを超える容量になってしまうことは珍しくありません。特にOBSを使用している場合、録画設定が容量に大きく影響します。この記事では、ゲーム動画の録画時に容量を減らす方法と、画質を維持しつつファイルサイズを最適化するための設定を解説します。
1時間のゲーム録画で50GBは正常?
OBSを使用して1時間のゲーム動画を録画すると、動画の解像度やフレームレートに応じてファイルサイズが大きくなります。例えば、1080pの解像度で60fpsで録画した場合、1時間の動画で50GBというのはやや大きめなサイズですが、決して異常ではありません。
録画設定やエンコーディング方式によっては、ファイルサイズが膨れ上がることがあります。特に、圧縮の設定が甘い場合や、動画のビットレートが高すぎると、サイズが大きくなりがちです。
容量を減らすための設定変更方法
OBSでは録画設定を変更することで、ファイルサイズを大幅に減らすことができます。最も効果的な方法は、エンコーダーの設定とビットレートの最適化です。一般的には、x264エンコーダーよりも、H.264(x264以外)やNVENC、AMFなど、ハードウェアアクセラレーションを使用するエンコーダーを選ぶと、効率的に圧縮できます。
また、録画のビットレートを適切に設定することも重要です。ビットレートが高すぎると、画質は良くなりますが、ファイルサイズが膨らみます。一般的には、6000kbps〜8000kbpsの範囲で設定することが推奨されています。
解像度とフレームレートの調整
解像度とフレームレートもファイルサイズに大きな影響を与えます。例えば、1440pや4Kで録画すると、1080pに比べてファイルサイズが大きくなります。
もし画質を維持したまま容量を減らしたいのであれば、録画解像度を1080pに設定し、フレームレートを30fpsまたは60fpsに設定することをおすすめします。高い解像度やフレームレートは、より高品質な録画を提供しますが、容量が急増します。
録画後の動画圧縮を活用する
録画設定を最適化しても、録画後の動画がまだ大きい場合があります。この場合、動画編集ソフトを使って録画後に圧縮を行う方法もあります。例えば、HandBrakeなどの無料ツールを使って、動画を再エンコードし、ファイルサイズをさらに削減することができます。
HandBrakeを使う場合、動画のビットレートを調整したり、不要な音声トラックを削除したりすることで、サイズを圧縮できます。これにより、ファイルのクオリティを保ちつつ、容量を大幅に減らすことができます。
まとめ:ゲーム動画録画の容量削減のために
ゲーム動画の録画で50GBという容量になってしまうことはよくありますが、OBSの設定を工夫することで、ファイルサイズを減らすことは十分可能です。主にエンコーダー設定、ビットレート、解像度、フレームレートを最適化することがカギとなります。
さらに、録画後に動画の圧縮を行うことで、容量を削減しながらも画質を保つことができます。これらの設定を調整することで、MacBookProのストレージを効率的に管理でき、快適にゲーム動画を録画できるようになるでしょう。
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