SONYのα6500からフルサイズカメラへの買い替えを検討している方に向けて、α6500のキットレンズ(18-135/F3.5-5.6)がα7シリーズ(α7ⅲ、α7ⅳ)で使用できるか、また、おすすめのレンズ選びについて詳しく解説します。
1. α6500のキットレンズ(18-135/F3.5-5.6)はα7シリーズでも使える?
α6500のキットレンズ(18-135/F3.5-5.6)は、APS-Cサイズのセンサーに対応したレンズです。α7シリーズはフルサイズセンサーを搭載していますが、APS-Cレンズはフルサイズボディに取り付けても使用できます。しかし、フルサイズセンサーにはクロップモードが適用され、画角が狭くなるため、フルサイズ用のレンズを使った方が性能を最大限に活かせます。
そのため、α6500のキットレンズをα7ⅲやα7ⅳで使うことはできますが、画質や画角の最適化を求める場合は、フルサイズ対応のレンズを選ぶことをおすすめします。
2. 子どものポートレート撮影におすすめのレンズ
子どものポートレートを撮影する場合、背景をぼかして素敵な雰囲気に仕上げたいという希望に合わせて、以下のポイントを考慮したレンズ選びが重要です。
- 焦点距離: ポートレート撮影に適した焦点距離は、85mmや50mmあたりの中望遠レンズが最適です。
- 絞り値: F2.8以下の明るいレンズを選ぶと、背景がきれいにぼけて、被写体が引き立ちます。
具体的には、SEL50F18F(50mm F1.8)や、SEL85F18(85mm F1.8)などがおすすめです。これらは、ポートレートに必要なボケ感を演出しつつ、手頃な価格で購入できるレンズです。
3. 望遠にするべきか、F2.8などにするべきか
ポートレートにおいて背景ぼかしを強調するには、焦点距離だけでなく、絞り値(F値)の選択が重要です。F2.8のように明るいレンズを選べば、より美しいボケを得られます。例えば、SEL70200GM(70-200mm F2.8)のような望遠レンズは、遠くの被写体にもボケを効かせることができ、自然な背景ぼかしが可能です。
一方、日常的な撮影であれば、F1.8やF2.8の明るい標準レンズを使って、手軽にポートレート撮影を楽しむことができます。
4. 予算内で購入できるレンズの選び方
10万円以下で購入できるレンズの選び方については、以下のポイントを考慮しましょう。
- 予算に合わせて焦点距離とF値を選ぶ: ポートレート向けの焦点距離(50mm、85mmなど)や、明るいF1.8~F2.8のレンズを選ぶと良いでしょう。
- ズームレンズ: ズームレンズであれば、より汎用性が高くなり、旅行や日常撮影にも役立ちます。
例えば、SEL24F18Z(24mm F1.8)や、SEL50F18F(50mm F1.8)のような、ポートレートに適したレンズが手ごろな価格で購入できます。
5. まとめ
α6500のキットレンズはα7シリーズでも使用可能ですが、フルサイズに最適なレンズを選ぶことで、より美しい画質とパフォーマンスを得られます。ポートレート撮影を中心に考えると、焦点距離50mm~85mm、明るいF1.8やF2.8のレンズが非常に有用です。予算内での購入を考える場合、SonyのSEL50F18FやSEL85F18などのレンズが、コストパフォーマンスに優れています。
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