Wacom Cintiq16を使用していて、設定UIのアップデート後にペンカーソルが液晶タブレットではなくメインディスプレイに飛んでしまう問題が発生した場合、いくつかの解決策を試してみることができます。この記事では、その問題に対する解決方法を詳しく解説します。
1. ディスプレイ設定の確認
まず最初に、PCのディスプレイ設定を確認することが重要です。Windowsの場合、ディスプレイの設定画面からタブレットとメインディスプレイが正しく配置されているかを確認しましょう。ディスプレイが正しく認識されていない場合、カーソルが液晶タブレットではなく、メインディスプレイに飛ぶことがあります。
ディスプレイ設定にて、タブレットを主ディスプレイとして設定することができる場合もあります。設定後、ペンカーソルが液晶タブレット上に正常に表示されるか確認してみてください。
2. Wacomタブレットドライバーの再インストール
ドライバーが最新でない、または不具合を引き起こしている可能性もあります。Wacomの公式サイトから最新のドライバーをダウンロードし、再インストールを試みることをお勧めします。これにより、設定がリセットされ、正常に動作する可能性が高くなります。
再インストール後は、タブレットが正しく動作するかを確認し、カーソルがタブレットのディスプレイに表示されるかチェックしてみてください。
3. タブレット設定の調整
Wacomの設定画面には、「タブレット設定」や「ディスプレイ設定」などが含まれています。これらの設定を調整することで、カーソルの動作に関する問題を解決できる場合があります。
特に、「タブレット設定」内の「画面設定」や「ワークエリア設定」を調整することで、カーソルの位置が適切に動作するようになるかもしれません。これらの設定を試すことで、問題が解決することが多いです。
4. 再起動とドライバの競合確認
ドライバやソフトウェアの競合が原因で問題が発生することもあります。再起動を行っても問題が解決しない場合、タブレットをPCから一度取り外し、再接続してみることも有効です。これにより、接続がリフレッシュされ、ドライバの競合が解消されることがあります。
また、他のソフトウェア(例えば、グラフィックソフトやウィンドウ管理ソフト)との競合が原因の場合、タスクマネージャーで不要なアプリケーションを終了することで、問題が解決することもあります。
5. まとめ
Wacom Cintiq16のペンカーソルがメインディスプレイに飛んでしまう問題は、ディスプレイ設定、ドライバの更新、タブレット設定の調整などで解決することができます。上記の手順を順番に試してみて、問題が解決するかを確認してください。それでも解決しない場合は、Wacomのサポートに問い合わせて、さらなるサポートを受けることをお勧めします。
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