AOMEI Backupperのバックアップ種類とその違い – システム、ディスク、パーティションバックアップの使い分け

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AOMEI Backupperを使う際、システムバックアップ、ディスクバックアップ、パーティションバックアップといった選択肢があります。それぞれのバックアップの違いについて解説し、どのバックアップを選べば良いかを考えていきましょう。

1. システムバックアップとは?

システムバックアップは、Windows OSとその設定、システム関連のファイルをバックアップする機能です。これにより、OSの故障や不具合が発生した場合でも、バックアップから元の状態に復元できます。システムバックアップを取っておくと、システムのトラブルに迅速に対応できます。

このバックアップは、OSを再インストールする手間を省き、作業時間の短縮になります。特に、システムが動作しないような場合に役立つでしょう。

2. ディスクバックアップとは?

ディスクバックアップは、指定したディスク全体のバックアップを作成する機能です。これには、OS、インストールされているプログラム、ユーザーのデータファイルなど、ディスク内のすべての情報が含まれます。

ディスクバックアップは、PC全体を丸ごとバックアップしたい場合に便利です。万が一のハードディスク障害時にも、完全な復元が可能になります。もしPCのすべてのデータを保護したいのであれば、このバックアップを選択するのが最適です。

3. パーティションバックアップとは?

パーティションバックアップは、ディスク内の特定のパーティション(例えば、Cドライブやデータ用のDドライブ)だけをバックアップする方法です。システムや個別のデータを分けて管理したい場合に有効です。

特定のドライブやパーティションのデータを復元したいときに役立ちます。たとえば、データ用のパーティションに問題が起きたときに、その部分だけを復元することができます。

4. 普段のバックアップはディスクバックアップが基本?

普段のバックアップを取る場合、ディスクバックアップを選んでおけば、PC全体のデータが守られます。もし、OSやシステムだけでなく、インストールしたプログラムやユーザーのデータも保護したい場合には、ディスクバックアップが最も効果的です。

ただし、システムの不具合だけを心配している場合には、システムバックアップだけでも十分です。特に容量を節約したい場合、必要なバックアップのみを選ぶと良いでしょう。

5. ファイルバックアップは別途必要?

ファイルバックアップは、個別のファイルやフォルダをバックアップする方法です。ドキュメント、画像、音楽など、特定のファイルを保護したい場合に使います。

ディスクバックアップを取っていても、重要なファイルだけをさらにバックアップしておくことをおすすめします。例えば、重要な仕事のファイルや大切な写真データなどは、ファイルバックアップとして別途保存しておくと安心です。

6. まとめ

AOMEI Backupperを利用して、システムバックアップ、ディスクバックアップ、パーティションバックアップを使い分けることで、さまざまな状況に対応することができます。普段使いとしては、ディスクバックアップを行っておけばPC全体を守ることができ、さらにファイルバックアップを併用することで、重要なデータをしっかりと保護できます。

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