防犯カメラの設置を検討している場合、使用するSDカードがFAT32でフォーマットされていることが求められることがあります。特に、パソコンがなくiPhoneしかない場合、SDカードをFAT32にフォーマットする方法や、FAT32対応のMicroSDカードを探す際のポイントについて不安に思われる方も多いでしょう。本記事では、FAT32フォーマット対応のMicroSDカードの選び方や、iPhoneでのフォーマット方法について詳しく説明します。
FAT32対応のMicroSDカードとは
FAT32は、特に電子機器で使用されるファイルシステムの一つで、最大で32GBまでの容量に対応しています。FAT32は、一般的にSDカードやUSBメモリなどで広く使用されており、特に防犯カメラやドライブレコーダーでの録画データの保存に適しています。
ただし、容量が大きくなると、FAT32ではフォーマットができないことがあるため、通常は32GBまでのMicroSDカードがFAT32にフォーマットされていることが一般的です。容量がそれ以上になると、別のファイルシステム（exFATやNTFSなど）にフォーマットされていることが多くなります。
iPhoneでのFAT32フォーマット方法
iPhone単体では、直接的にSDカードのフォーマットを変更することはできません。しかし、iPhoneを使ってFAT32対応のSDカードを準備するための方法として、いくつかの手順があります。
- アプリを使用する：iPhoneでSDカードをフォーマットできる専用アプリ（例えば、「Files」アプリや「DiskAid」など）を使用する方法があります。これらのアプリを使って、SDカードのフォーマット設定を行うことができます。
- PCを使用する：もしPCを持っていない場合は、家電量販店やサービスを提供している店舗で、SDカードのフォーマットをしてもらうことも可能です。
FAT32対応のMicroSDカードの選び方
FAT32に対応したMicroSDカードを探す際には、いくつかのポイントに注意しましょう。
- 容量：32GB以下のMicroSDカードであれば、ほとんどがFAT32でフォーマットされています。それ以上の容量（64GBや128GB）は、出荷時にexFATなどでフォーマットされていることが多いため、購入後に手動でFAT32にフォーマットする必要があります。
- カードの速度：防犯カメラで使用する場合、高速な読み書きが求められるため、カードの速度も重要なポイントです。特にUHS-IまたはUHS-II規格に対応したカードを選ぶと、よりスムーズにデータを保存できます。
- メーカーと信頼性：信頼できるメーカー（例えば、SanDiskやSamsungなど）のMicroSDカードを選ぶことをお勧めします。安価な製品だと、途中でデータが破損するリスクもあります。
その他の選択肢と注意点
また、もしFAT32に変換できるMicroSDカードが見つからない場合や、変換作業が面倒な場合は、事前にFAT32対応のSDカードを購入しておくと便利です。もし、SDカードの容量が大きい場合、PCを使用してフォーマットし、FAT32に変更することも選択肢です。
まとめ
防犯カメラに使用するMicroSDカードを選ぶ際、FAT32に対応したカードが必要です。iPhone単体ではSDカードのフォーマットができませんが、アプリを使用するか、PCを利用してFAT32対応のカードを準備する方法があります。また、容量やカードの速度、信頼できるメーカーの製品を選ぶことで、より安心して使用することができます。
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