SonyのCyber-shot DSC-TX66を使用している際に、「内蔵メモリーの残量がありません」というエラーメッセージが表示され、撮影できないという問題が発生することがあります。この記事では、このエラーメッセージの原因と解決方法を解説します。
1. 内蔵メモリーとメモリーカードの関係
まず、このエラーメッセージが表示される理由として、カメラの内蔵メモリーがいっぱいになっていることが考えられます。内蔵メモリーは、SDカードとは別のストレージで、カメラに搭載されています。通常、カメラで写真を撮ると、内蔵メモリーに保存されますが、メモリーカードが挿入されている場合、写真はメモリーカードに保存されるべきです。
新しいメモリーカードを挿入した場合でも、カメラがまだ内蔵メモリーを使用している可能性があります。この場合、内蔵メモリーの空き容量が不足しているため、エラーメッセージが表示されます。
2. 内蔵メモリーの容量不足を解決する方法
エラーメッセージを解決するためには、まず内蔵メモリーの写真や動画を整理して、空き容量を確保する必要があります。カメラの設定メニューから、内蔵メモリーに保存されている画像やファイルを削除することができます。
内蔵メモリーを整理した後、再度メモリーカードに写真が保存されるように設定を確認しましょう。カメラの設定メニューで、画像保存先を「メモリーカード」に変更することができます。これにより、内蔵メモリーではなくメモリーカードにデータが保存されるようになります。
3. メモリーカードに問題がある場合
新しいメモリーカードを挿入している場合でも、カメラがメモリーカードを正しく認識していないことがあります。メモリーカードが正しく挿入されていることを確認し、カードを取り出してもう一度挿入してみてください。
また、メモリーカードのフォーマットがカメラと互換性がない場合もあります。その場合、カメラの設定メニューからメモリーカードのフォーマットを実行し、再度保存先を設定してください。
4. 設定をリセットする方法
もし内蔵メモリーやメモリーカードに問題がない場合でも、カメラが正しく動作しない場合は、カメラの設定をリセットすることをおすすめします。設定メニューから「初期化」オプションを選んで、カメラの設定を工場出荷時に戻すことができます。
リセット後、再度メモリーカードに保存する設定を確認し、問題が解消されたか確認してください。
まとめ
Sony Cyber-shot DSC-TX66の「内蔵メモリーの残量がありません」というエラーは、内蔵メモリーの容量不足やメモリーカードの設定ミスが原因で発生することがあります。内蔵メモリーを整理し、保存先をメモリーカードに変更することで、問題を解決できます。また、メモリーカードが正しく認識されているか、フォーマットに問題がないかも確認しましょう。
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