ASMRコンテンツを制作するためには、適切な機材の選定が非常に重要です。今回は、TASCAM US-366、Roland CS-10EM、SONY ICD-SX813といった機材を使用した場合の、バイノーラル録音や配信の方法について解説します。
使用機材と接続方法
あなたが使用している機材は、バイノーラル録音において十分に有効です。まず、Roland CS-10EMは、耳に装着できるバイノーラルマイクで、ステレオ録音が可能です。このマイクは、TASCAM US-366といったオーディオインターフェースに接続して使用できます。
接続方法としては、3.5mmのステレオジャックを6.35mmに変換するアダプターを使用して、TASCAMの入力端子に接続します。TASCAM US-366は、PCでの録音や配信を行うための優れたオーディオインターフェースです。
PCでの録音と配信
PCでバイノーラル録音や配信を行いたい場合、TASCAM US-366をPCにUSB接続し、PCにインストールした録音・配信ソフトウェア(例:OBS StudioやAudacity)を使用します。この際、オーディオインターフェースを選択することで、PCで直接音声の入力を受けることが可能になります。
また、SONY ICD-SX813はICレコーダーであり、録音後にデータをPCに転送する形式の使用が一般的ですが、PCで直接使用するためには、TASCAM US-366を経由して録音する方が便利です。
バイノーラル配信の設定方法
バイノーラルマイクを使用して配信を行う際、重要なのは配信ソフトウェアの設定です。OBS StudioやStreamlabs OBSなどの配信ソフトで、TASCAM US-366をオーディオ入力として選択し、バイノーラルステレオ設定にすることで、視聴者に臨場感のあるASMR体験を提供できます。
配信中に音声がクリアであること、左右の音の違いが明確に伝わることが重要なため、オーディオインターフェースの設定や配信ソフトのエコーやノイズ除去の機能を活用することをお勧めします。
まとめ
バイノーラル録音・配信は、適切な機材を使用し、適切な設定を行うことで、非常に効果的に実現できます。TASCAM US-366、Roland CS-10EM、SONY ICD-SX813を組み合わせることで、高品質なASMRコンテンツの制作が可能です。PCで直接録音し、配信する場合は、オーディオインターフェースと配信ソフトウェアの設定が重要なポイントになります。
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