iPadがDFUモードに入ってしまい、ReiBootを使って修復を試みたものの、DFUモードを解除できない場合があります。特に、電源が入らない状態でDFUモードを解除する方法について困っている方も多いでしょう。本記事では、その対処法について詳しく解説します。
DFUモードとは？
DFU（Device Firmware Update）モードは、iPhoneやiPadが深刻な問題を抱えた場合に使用する特殊なモードです。このモードでは、iOSのシステムが完全にリセットされ、ファームウェアの更新や復元を行うことができます。
通常、DFUモードを解除するためには、特定のボタン操作が必要ですが、iPadが起動しない場合や電源が完全にオフの状態で操作を行う場合には、別の方法を試す必要があります。
DFUモード解除方法（iPadが電源が入らない場合）
電源が入らないiPadでDFUモードを解除する方法は、以下の手順で進めることができます。
1. iPadをパソコンに接続：まず、iPadをUSBケーブルでパソコンに接続します。
2. iTunesまたはFinderを開く：iTunes（またはmacOS Catalina以降ではFinder）を開き、iPadが認識されるのを待ちます。
3. iPadを強制的に再起動する：iPadの電源が完全にオフの状態でも、次の手順で強制的に再起動できます。
・音量アップボタンを押してすぐに放す
・音量ダウンボタンを押してすぐに放す
・電源ボタン（または上部のボタン）を長押しして、Appleロゴが表示されたら放します。
4. iTunesまたはFinderに表示された復元オプションを使用：iPadが復元モードに入ると、iTunesまたはFinderに「iPadに問題があります」と表示されます。「復元」ボタンをクリックして、最新のiOSバージョンをインストールします。
ReiBootを使用してDFUモードを解除する方法
ReiBootを使ってDFUモードを解除する場合、以下の手順で行うことができます。
1. ReiBootをパソコンにインストールし、起動します。
2. iPadをUSBケーブルでパソコンに接続し、ReiBootで「DFUモード解除」を選択します。
3. ソフトウェアが自動的にiPadを認識し、DFUモードから解除します。もし、認識されない場合は、iPadを再起動し、もう一度接続を試みてください。
問題が解決しない場合の対処法
もし上記の手順でDFUモードが解除できない場合は、以下の点を確認しましょう。
- iPadが正しくパソコンに接続されているか確認。
- iTunesまたはFinderが最新バージョンであることを確認。
- ReiBootやiTunesでの操作が正確に行われたか再確認。
それでも解決しない場合は、Appleのサポートセンターに問い合わせるか、認定サービスプロバイダーに依頼することをおすすめします。
まとめ：DFUモード解除と修復のポイント
iPadがDFUモードに入った状態から解除するには、手順通りに操作することが重要です。もし電源が入らない場合でも、パソコンを使って強制的に解除することができます。また、ReiBootを使うことで、簡単にDFUモードを解除することが可能ですが、それでも問題が解決しない場合はAppleのサポートに相談しましょう。
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