ゲーミングPCにおいて、ストレージの追加や交換はよくある作業です。特に、ゲームデータや動画などでストレージが足りなくなることがあります。この記事では、内蔵ストレージと外付けストレージの違い、そしてオススメのストレージを紹介します。
1. 内蔵ストレージと外付けストレージの違い
ストレージを増設する際、まず考えるべきは「内蔵ストレージ」と「外付けストレージ」のどちらを選ぶかです。内蔵ストレージは、PC内部に取り付けるタイプで、パフォーマンスが高く、主にゲームや動画編集などの重い作業に向いています。外付けストレージは、USB接続で簡単に追加でき、持ち運びが可能で便利ですが、内蔵ストレージに比べて若干遅いことがあります。
ゲーミングPCでは、特にゲームの読み込み速度やデータ転送速度が重要なので、どちらを選ぶかは用途に合わせて選びましょう。
2. 外付けストレージの利点と選び方
外付けストレージの最大の利点は、「簡単に接続できる」ことです。USBポートに差し込むだけで、すぐに使用できるため、PC内部を開ける必要がなく、手軽に容量を増やせます。また、持ち運びができるため、他のPCとデータを共有するのにも便利です。
外付けストレージを選ぶ際のポイントとしては、まず接続方式です。USB 3.0やUSB-Cの高速転送規格をサポートしている製品を選びましょう。また、ゲームデータや大きなファイルを保存するためには、容量が大きいものを選ぶと良いでしょう。
3. オススメの外付けストレージ
ゲーム用にオススメする外付けストレージは、Western Digital(WD)My Passportや、Seagate Expansionシリーズです。どちらも高容量(最大4TBまで)で、高速USB接続をサポートしています。特にWD My Passportは、ゲームデータの転送にも十分対応できる速度を誇ります。
また、SanDisk Extreme Portable SSDは、ポータブルでありながら非常に高速なデータ転送が可能で、PC外に持ち出してもゲームの読み込みにストレスがありません。
4. 内蔵ストレージを選ぶ場合のポイント
もしパフォーマンス重視で、内蔵ストレージを追加したい場合は、SSD(Solid State Drive)を選ぶことをお勧めします。特に、ゲーム用として人気があるのは、Samsung 970 EVO Plusや、Corsair MP600などのNVMe規格のSSDです。これらは非常に高速で、ゲームやアプリケーションの読み込み時間を短縮するのに効果的です。
内蔵SSDを選ぶ際には、PCのマザーボードが対応している規格(SATA、M.2、PCIe)を確認することが重要です。
5. まとめ
ゲーミングPCのストレージを増設する際、外付けストレージは手軽に追加でき、持ち運びにも便利ですが、パフォーマンスを重視する場合は内蔵SSDが最適です。用途に応じて、外付けと内蔵を使い分けると、より快適にPCを利用できるでしょう。
外付けストレージであれば、WDやSeagateの製品を、内蔵SSDを選ぶ場合は、SamsungやCorsairなどの高速な製品をおすすめします。自分の使用シーンに合ったストレージを選ぶことが、ゲームプレイや作業効率を向上させるポイントです。
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