iPadのパスコードを忘れてしまい、指紋認証も最初の解除には役立たないとき、非常に困った経験をしたことがある方も多いと思います。特に時間に追われていると、どうしてもその場で解決したいという気持ちになりますよね。この記事では、Appleショップに行かずにiPadのパスコードを解除する方法について解説します。
iPadのパスコードを解除するために試せる方法
iPadのパスコードを忘れた場合、最初に確認すべきことは「iCloud」を使ってリセットできるかどうかです。iCloudにバックアップが取られている場合、iCloudを使ったリセットでデータを保持しながらパスコードを解除できます。
もしiCloudにバックアップが取られていない場合、iTunes（またはFinder）を使った方法でパスコードをリセットする必要があります。この方法では、デバイス内のデータが消えてしまう可能性があるので注意が必要です。
iCloudを使用してパスコードを解除する方法
iCloudを使用してiPadのパスコードを解除するためには、iPadがインターネットに接続されている必要があります。以下の手順で進めてください。
- パソコンまたは別のデバイスで「iCloud.com」にログイン
- 「iPhoneを探す」機能を選択
- 対象のiPadを選択し、「iPadを消去」を選択
- 消去後、iPadを新しいデバイスとして設定し直し、必要なバックアップを復元
この方法では、データが消去されますが、バックアップからデータを復元することができます。
iTunes（Finder）を使用してパスコードを解除する方法
iCloudを利用できない場合は、iTunesまたはmacOS Catalina以降のFinderを使ってリセットする方法があります。この方法は、iPadをコンピュータに接続して行います。手順は以下の通りです。
- iPadをコンピュータに接続し、iTunes（またはFinder）を開く
- iPadが検出されたら、「iPadを復元」を選択
- 復元処理が完了したら、iPadを再設定し、バックアップからデータを復元
この方法でもデータは消去されますが、iCloudバックアップやiTunesバックアップからデータを復元できます。
iPadのパスコードリセット後の注意点
パスコードをリセットした後、以下の点に注意する必要があります。
- バックアップの有無：パスコードリセットを行うと、デバイス内のデータが消える可能性が高いため、事前にバックアップを取っているか確認しておきましょう。
- Apple IDとパスワードの確認：iCloudを使用してリセットした場合、デバイスの初期化後にApple IDのパスワードを入力する必要があります。パスワードがわからない場合、Appleのサポートに相談する必要があります。
- 再設定作業：デバイスを初期化すると、再設定が必要になります。Wi-Fiの設定、Apple IDの設定、データ復元などを行いましょう。
まとめ：iPadのパスコードを忘れた場合の対処法
iPadのパスコードを忘れた場合、iCloudまたはiTunes（Finder）を使ってリセットすることができます。iCloudを使えば、データを消去せずにパスコードを解除できますが、iTunesを使う場合はデータが消えてしまう可能性があります。どちらの方法でも、バックアップを事前に取っていることが重要です。また、Apple IDやパスワードの確認も忘れずに行いましょう。
コメント