新しいM.2 SSDにWindows 11をインストールする際、インストール中に再起動がかかり、その後インストールが最初からやり直されてしまうという問題に直面している方もいるかと思います。特に、インストールメディアから起動した際に「アップグレードを開始し、インストールメディアから起動したようです」と表示され、問題が解決できない場合の対処法を解説します。
再起動後にインストールが最初からやり直される原因
この現象は、通常、インストールメディアがブートドライブとして設定されている場合に発生します。インストール中に再起動がかかると、コンピューターが再度インストールメディアから起動し、最初からインストールを開始してしまいます。この問題は、BIOS設定やブート順序を変更することで解決できます。
解決策1:BIOS設定でインストールメディアの優先順位を変更する
以下の手順でBIOS設定を変更し、インストールメディアが優先的に起動しないように設定します。
- PCを再起動し、BIOSに入るために起動時に指定されたキー(通常は「DEL」または「F2」)を押します。
- 「Boot」タブに移動し、ブート順序を確認します。
- インストールメディア(USBメモリ)をブート順序の一番最後に移動します。
- 設定を保存して、PCを再起動します。
これにより、インストールメディアが優先的に起動することなく、SSDからの起動ができるようになります。
解決策2:インストールメディアを取り外して再起動する
インストール中に再起動がかかる前に、インストールメディア(USBメモリ)を取り外し、その後再起動することで、再度インストールメディアから起動することを防げます。これにより、インストールが再開され、正しく完了することができます。
解決策3:インストールの途中でエラーが発生している場合の対処法
もし、上記の方法でも解決できない場合、インストール中にエラーが発生している可能性があります。その場合は、以下の手順でエラーメッセージを確認し、必要に応じて対処してください。
- インストールメディアを再作成し、インストールをやり直す。
- SSDの接続を確認し、ケーブルやポートの不具合がないかチェックする。
- 他のインストールメディアを試してみる。
まとめ
Windows 11のインストール中に再起動がかかる問題は、BIOS設定の変更やインストールメディアの取り外しによって解決できます。もしこれらの方法で解決しない場合、エラーメッセージを確認して、インストールメディアや接続状況を再度確認してください。これらの手順を実行すれば、スムーズにWindows 11のインストールが完了するはずです。
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