PCに外付けSSDを接続してデータ転送を行う際、転送速度が低くなる原因として、変換器や接続ポートの制限が関わっていることがあります。特に、USB Type-CからUSBへの変換器を使用している場合、その転送速度がどの程度であるべきかを理解することが重要です。この記事では、変換器の選び方や転送速度に関する解説を行い、あなたのPC環境での改善方法を提案します。
USB Type-CとUSBの転送速度の違い
USB Type-CからUSBへの変換器を使用する場合、転送速度は変換器の仕様によって異なります。USB Type-Cは最大20Gbpsの転送速度に対応していますが、USB 3.0やUSB 2.0などの古い規格では最大速度が10Gbpsまたはそれ以下になることがあります。したがって、USB Type-CからUSBへの変換器は最大10Gbpsの速度しか出ないことが一般的です。
転送速度を最大限に活かすためには、PCのポートとSSDが対応する規格を理解し、それに合った変換器を選択することが重要です。
10Gbpsの速度で十分かどうか
データ転送速度が10Gbpsで十分かどうかは、使用目的に依存します。例えば、ゲームデータや動画ファイルの転送の場合、10Gbpsでもかなり快適に使用できることが多いです。ただし、高解像度の動画編集や大きなファイルを頻繁に転送する場合、さらに速い転送速度を求めることがあるかもしれません。
モンハンワイルズのようなゲームデータを外付けSSDから直接プレイする場合、10Gbpsでも十分ですが、可能であれば20Gbpsの転送速度をサポートする変換器を選ぶと、より快適にゲームを楽しむことができるかもしれません。
適切な変換器の選び方
最大20Gbpsの転送速度を活かすためには、USB Type-Cポートに対応した変換器を選ぶことが重要です。もしPCがType-Cポートをサポートしていない場合、Type-C to Type-Aの変換器を選択することになりますが、その場合は転送速度が制限されることを理解しておく必要があります。
また、使用するSSDの転送速度やゲームのデータ容量に応じて、選ぶべき変換器やケーブルのスペックを決定しましょう。
まとめ
USB Type-CからUSBへの変換器を選ぶ際は、転送速度の制限を理解し、使用目的に応じた選択を行うことが重要です。10Gbpsの転送速度は多くの用途で十分ですが、さらなる高速転送を求める場合は、最大20Gbps対応の変換器やケーブルを選ぶと良いでしょう。ゲームや大容量のファイル転送を行う場合、転送速度の向上が快適さに大きな影響を与えます。
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