スマートフォンの購入方法として、白ロム購入と残クレ(残価設定型クレジット)があります。どちらが得かについて、今回は具体的に比較してみます。あなたのように、月額1000円のMVNOを使い、10万円のスマホを白ロム購入している方が、次回以降は残クレを選ぶべきかどうかの参考にしていただけます。
白ロムと残クレの違い
まずは、白ロム購入と残クレの違いについて簡単に説明します。白ロムとは、キャリアに縛られないSIMフリーの端末のことです。購入後は、自分で好きな通信会社を選べるため、自由度が高いのが特徴です。月々の支払いが少なく済む反面、初期費用が高くなります。
一方、残クレは、スマートフォンの購入価格を分割払いにし、一定期間後に残価(残りの価値)を一括で支払う仕組みです。月々の支払いは少ないですが、最終的に残価を支払わないとスマートフォンが自分のものにならないというデメリットもあります。
残クレが得かどうかは使い方次第
残クレが得かどうかは、実際の使い方や利用するスマートフォンの価格によります。例えば、毎年スマートフォンを買い換える予定がある場合、残クレは有効です。月々の支払いが軽減され、次回に端末を買い換える際にも、残価を支払わずに新しい端末に乗り換えることができます。
しかし、スマートフォンを長期間使いたい場合や、通信費を最小限に抑えたい場合には、白ロム購入の方がコストパフォーマンスが高くなります。最終的に端末を自分のものにするための支払いが不要で、MVNOを使って通信費を抑えられるからです。
残クレの注意点とデメリット
残クレのデメリットは、契約期間中に端末を返却することになる点です。残価設定を選ぶ際に支払った金額が端末の価格の一部に充てられるため、端末の価値が低下しても契約が終了するまではそのまま使うことができません。また、契約満了後に支払う残価が予想以上に高くなる場合もあるため、慎重に計算する必要があります。
さらに、残クレ契約には金利がかかることが多い点も注意が必要です。金利の影響で、最終的に支払う金額が予想以上に高くなることがあります。
白ロム購入の利点
白ロム購入の最大の利点は、端末を完全に自分のものとして購入できる点です。最初にかかる費用は高くなりますが、月々の支払いがないため、長期的にはコストパフォーマンスが高いです。また、SIMフリー端末を使うことで、MVNOを選ぶ自由度も高まります。安価な通信プランを利用することで、通信費を大幅に抑えることも可能です。
さらに、白ロムを購入すると、端末を売却して次のスマートフォンに資金を回すこともできます。スマートフォンが手元に残り、使い続けることができるため、長期的には最も経済的な選択肢です。
どちらが得か?あなたに合った選択は
結論として、残クレと白ロム購入のどちらが得かは、利用スタイルによって異なります。もし毎年スマートフォンを新しくしたい場合は、残クレが得な選択かもしれません。一方、長期的に同じスマートフォンを使用し、通信費を抑えたい場合は、白ロム購入の方が経済的です。
最終的に、残クレは短期間で端末を使い換えることができる便利な選択肢ですが、長期間使うことを考えると白ロム購入の方がコストがかからない場合が多いです。
まとめ
スマートフォンの購入方法には、残クレと白ロム購入があります。どちらが得かは、使用するスマートフォンの価格や契約期間、利用スタイルによって異なります。残クレは短期間で端末を使い換えたい方には有効ですが、長期間使いたい場合は白ロム購入が経済的です。自分のライフスタイルに合わせた選択をしましょう。
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