自作パソコンの水冷CPUクーラーで「0」表示される原因と対策

周辺機器

自作パソコンを組み立てる際、CPUクーラーを水冷タイプに変更することがありますが、その後のファン回転数が「0」と表示されることがあります。この記事では、ファンは回っているのにアプリ上で「0」と表示される原因と、その対処法について解説します。

1. 水冷クーラーの回転数が「0」と表示される原因

水冷CPUクーラーにおいて、「0」と表示されることにはいくつかの原因が考えられます。まず、アプリが誤ってデータを読み取っている場合です。この場合、ファンが回っているにもかかわらず、ソフトウェアが正しく情報を表示できていないことがあります。

次に、ファンの回転数が非常に低いため、アプリが「0」に近い数値として認識している場合があります。特に、冷却システムの負荷が低い状態で、ファンが静音モードで動作している場合には、回転数が非常に低くなることがあります。

2. ハードウェアの設定の確認

ファンの回転数が「0」と表示される原因として、ハードウェアの接続ミスが考えられます。ファンや冷却ポンプが正しくマザーボードに接続されていない場合、正しく動作しないことがあります。ファンケーブルの接続を再確認し、接続端子がしっかりと差し込まれているか確認しましょう。

また、BIOS設定やマザーボードの設定が影響している場合もあります。温度センサーや回転数を表示する設定が無効になっていることがありますので、BIOSで設定を確認し、適切に設定されているかを確認してみてください。

3. ソフトウェアの設定と更新

使用しているアプリ(例えば、HWMonitor、Core Temp、Razer Synapseなど)でファンの回転数が「0」と表示されることがあります。アプリが最新バージョンでない場合や、設定が適切でない場合がありますので、ソフトウェアのアップデートを確認し、最新バージョンをインストールしてみましょう。

また、アプリ内でファンの監視設定や表示設定を再度確認して、正しいセンサーが選択されていることを確認してください。

4. 水冷クーラーのポンプ故障の確認

水冷クーラーの場合、ポンプが正しく動作していないと冷却効果が低下し、CPUの温度が高くなることがあります。もしファンが正常に動作していても温度が適正でない場合や、回転数が「0」と表示される場合、ポンプの故障が疑われます。

ポンプの故障を確認するためには、手で触れて音を確認する方法や、マザーボードに接続されたポンプ用の端子をチェックする方法があります。ポンプが動作していない場合は、ポンプの交換や修理を検討する必要があります。

まとめ

「0」と表示される原因は、アプリの設定やハードウェア接続のミス、ソフトウェアのバージョン、またはポンプ故障などが考えられます。まずはソフトウェアの設定を確認し、次にハードウェアの接続や設定を見直すことが重要です。それでも問題が解決しない場合は、ポンプや冷却システムの点検を行い、必要に応じて交換や修理を行いましょう。

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