SONY α7Ciiを使用して室内で人物を撮影する際、特に大きなホールや展示場のような場所での撮影時に便利なストロボを選ぶことが重要です。この記事では、ホットシューに取り付け可能で、快適な照明を提供するためのストロボ選びについて解説します。
1. ストロボの役割と選び方
ストロボは、撮影時の光量が不足している場合に、瞬時に強い光を発生させて、被写体を明るく照らします。特に、展示会場や大きなホールのような天井が高い場所では、広範囲に光を拡散させることができるストロボが求められます。
カメラに直接取り付けるタイプのストロボ(ホットシュー型)は、手軽に使用できるため、人物撮影には特に便利です。選ぶ際には、出力の調整機能や調光範囲が広いものが理想的です。
2. おすすめのストロボ
α7Ciiで使用する場合、ホットシュータイプであれば、以下のストロボが特におすすめです。
- Godox V860II: 高出力で、バッテリー駆動。素早いリサイクル時間と、長時間の使用が可能です。
- Profoto B10: 高品質な光源と調光機能を備えており、特にスタジオ撮影に強い。高価ですが、その性能は確かです。
- ニコン SB-700: 操作が簡単で、初めてのストロボにも最適。小型で持ち運びも便利。
3. 展示場やホールでの使い方
展示場やホールのように広い空間では、ストロボを使った光の反射をうまく利用することがカギです。天井が高いため、バウンス機能を活かして、光を上向きに反射させて広範囲に照明を行うと効果的です。
大きなホールでの人物撮影では、広角のレンズを使用し、ストロボを適切に調整して人物を強調しながら背景に適度に光を当てることがポイントです。
4. ストロボ使用時の設定
ストロボを使う際は、ISO感度を適切に設定して、露出過多や露出不足にならないように気をつけましょう。ISOは低めに設定し、ストロボの光で必要な部分だけ明るくする方法が推奨されます。
また、ストロボのバウンス機能をうまく活用して、光が直接被写体に当たらないようにし、柔らかな光で人物を照らすと、自然な仕上がりになります。
5. まとめ
SONY α7Ciiで室内の人物撮影をする際、ホットシュータイプのストロボを使用することで、適切な照明が得られます。Godox V860IIなどの高出力のストロボを選び、バウンス機能や調光機能を活用することで、撮影環境に最適な照明が得られるでしょう。特に展示場やホールでの撮影では、ストロボの光をうまく反射させ、自然な光を作り出す技術が求められます。
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