IH炊飯器の釜の容量と計量カップの使い方について - 正しい使い方と注意点

IH炊飯器を購入された方が抱えがちな疑問について解説します。特に、釜の印字に記載された「炊込み3」や計量カップの違いについては、少し混乱を招くことがあります。このような疑問を解決し、正しい使い方を学ぶことができます。

1. IH炊飯器の「炊込み3」の意味

質問者が気にされている「炊込み3」の印字についてですが、これは釜の中で「炊き込みご飯」の最大合数を示しています。つまり、「炊込み3」とは炊き込みご飯のための最大3合分の米が炊けることを意味しており、炊飯の合数に直接関係しないことがあります。

IH炊飯器では、通常の白米炊飯と炊き込みご飯は、使用する水量や炊飯時間が異なります。そのため、炊き込みご飯用の釜容量が表示されているのです。標準の炊飯時には5.5合まで炊けるので、炊込み3が気になる場合はその点を確認してみてください。

計量カップについての疑問もよくありますが、通常、1合は約180mlです。しかし、質問者の記載にあるように、手持ちの計量カップが「170」と書かれている場合、このカップは「すりきり」で使うものです。

今回の炊飯器付属のカップは180mlを基準としており、一般的には1合分として使用されます。ただし、すりきりにしても170ml程度の量しか入らない場合は、170ml程度で使うことも問題ありませんが、しっかりと180ml分を使いたい場合は、付属の計量カップを使用する方が良いでしょう。

計量カップを使う際には、すりきりで使用することをおすすめします。また、炊飯器の指示通りに水を入れることが大切です。水加減を間違えると、炊き上がりが固くなったり、逆にべちゃべちゃになったりする原因となります。

計量カップを使用する際は、カップの上部のメモリ線に合わせて水を入れ、しっかりとすりきって使用してください。

IH炊飯器の「炊込み3」の表記は、あくまで炊き込みご飯の最大合数を示すものであり、通常の白米炊飯時には5.5合まで問題なく炊けます。また、計量カップの違いについても、付属のカップが標準的な180ml基準で使うことをお勧めします。

これらの使い方を意識して、炊飯器の性能を最大限に活用しましょう。わからないことがあれば、取扱説明書やメーカーのサポートに問い合わせて、正しい使い方を確認することが大切です。