Nintendo SwitchやSwitch2のバッテリーは、メーカーが示している通り500回の充電サイクルで交換を検討する目安となりますが、実際にどのようにサイクルがカウントされるのかについて多くの方が疑問に思っていることでしょう。ここでは、バッテリーサイクルのカウント方法について詳しく解説します。
バッテリーサイクルの基本的な考え方
バッテリーサイクルは、バッテリーが「0%から100%」まで充電と放電を1回繰り返すことを1サイクルと定義しています。つまり、1回の充電で完全に0%から100%に充電されることが必要ではなく、例えば50%から80%に充電して、その後90%まで充電した場合でも、それが1サイクルにカウントされるわけです。
質問に対する回答
質問者様が例として挙げた状況では、50%の状態から3回(1時間ずつ)使って80%に充電されたということですが、これでは増加した量(30%)がサイクルにどう影響するのかという点が疑問です。
実際のところ、この場合、1回の充電が30%に満たないため、1サイクルにはカウントされません。バッテリーサイクルのカウントは「充電した容量」を基にしているので、100%相当の充電を完了したときに1サイクルとしてカウントされます。そのため、50%から80%に充電して、さらに残り20%まで充電すれば1サイクルにカウントされることになります。
充電回数の重要性
バッテリーの寿命を気にする方にとって、1回の充電でどれくらいの量を充電したかが重要な要素となります。頻繁に短い充電を行っても、バッテリーに過剰な負担をかけることなく、充電サイクルのカウントに影響を与えることはありません。
また、バッテリーが完全に0%まで減る前に充電をすることが、バッテリーを長持ちさせるためのポイントです。なるべく50%程度で充電を開始することで、バッテリーの負担を減らし、長期間にわたって良好なパフォーマンスを保つことができます。
まとめ
Nintendo SwitchやSwitch2のバッテリーサイクルは、100%相当の充電を1回とカウントします。したがって、50%から80%に充電するだけでは1サイクルにはならず、100%相当の充電を行った時点でサイクルがカウントされます。バッテリーを長持ちさせるためには、こまめに充電をし、過充電や過放電を避けることが大切です。
コメント