MPC One+は、USBオーディオインターフェースをサポートする強力なサンプラーであり、レコードプレイヤーを接続してサンプリングすることが可能です。しかし、USBで接続できるレコードプレイヤーをそのままMPC One+に接続することに関して、いくつか確認すべき点があります。
1. USBレコードプレイヤーの接続性
USB接続のレコードプレイヤーは通常、PC用に設計されており、オーディオインターフェースとして機能します。MPC One+は基本的にオーディオインターフェースとしての機能を持っていますが、直接USBオーディオ機器を接続するための設計がされていません。つまり、PCと接続することで、音楽ファイルを取り込むことができますが、MPC One+にそのまま直接レコードプレイヤーをUSB接続しても動作しない可能性があります。
このため、レコードプレイヤーをMPC One+でサンプリングする場合、USB経由ではなく、アナログ出力( RCAやラインアウト)を利用する方が一般的です。
2. MPC One+のオーディオ入力
MPC One+にはオーディオ入力端子(ライン入力)があります。この端子を使うことで、アナログのレコードプレイヤーを接続し、サンプリングを行うことができます。この方法であれば、音質も高く、遅延やノイズの問題も避けることができます。
もしUSBレコードプレイヤーを使用したい場合は、PCとMPC One+を接続し、PC側で録音した音源をMPC One+に取り込む方法も考えられます。この場合、PCを介してデータを転送することになります。
3. サンプリングの設定方法
MPC One+でサンプリングを行うには、オーディオ入力を設定し、録音したい範囲を選択する必要があります。アナログレコードプレイヤーを接続した後、MPC One+の「サンプル」メニューからオーディオの録音を開始し、音源を取り込むことができます。
この時、サンプリングする際の音質や音量の調整が必要ですので、適切なレベルで録音できるように設定を調整しましょう。
4. まとめ
USBレコードプレイヤーをMPC One+に接続して直接サンプリングすることはできませんが、アナログ入力端子を使用することで、問題なくレコードプレイヤーから音を取り込み、サンプリングすることができます。音楽制作において、MPC One+の多機能性を活かし、USB接続以外の方法でレコードから音源を取り込むことが可能です。
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