デジタルカメラが水没した場合、特にCanonのIXYなど、コンパクトデジカメラはその後の動作に支障をきたすことがあります。カメラが「カード異常」と表示し、画面がザラザラしたグレーになる症状は、内部に水分が残っている可能性を示唆しています。この記事では、こうした問題に対して自分でできる対処法や修理費用について解説します。
1. 水没後のデジタルカメラの対処法
カメラが水に濡れた場合、最初に行うべきことは、すぐに電源を切り、バッテリーとSDカードを取り出すことです。水分がカメラ内に残っている可能性があるため、しっかりと乾燥させることが重要です。乾燥方法としては、通気の良い場所で乾燥させるか、乾燥剤を使用して内部の水分を取り除く方法があります。
2. 画面がザラザラ、カード異常の表示が出る原因
カメラ内の水分がSDカードや内部回路に影響を与え、「カード異常」や「グレー画面」の症状が出ることがあります。水没による電気系統の不具合が原因で、表示や保存データに問題が生じることが考えられます。
3. 自分でできる修理方法
基本的に、デジタルカメラの水没修理は自分で行うのは難しい場合が多いです。自己修理を試みることもできますが、内部の腐食を防ぐためには、専門の修理業者に依頼する方が確実です。もし自己修理を試みる場合、乾燥後にSDカードとバッテリーを再度挿入し、カメラを再起動して動作を確認してみましょう。
4. 修理に出す場合の費用
デジタルカメラの修理費用は、メーカーや修理内容によって異なりますが、一般的に水没修理は高額になる可能性があります。修理費用の目安として、1万円前後から3万円以上かかる場合もあります。修理が不可能であれば、機種の買い替えを検討することもあります。
5. 水没したカメラの修理依頼方法
修理に出す前に、メーカーの公式サービスセンターや認定修理業者に相談することをお勧めします。修理の可否や費用を見積もってもらうことができます。また、修理業者によっては、水没による内部損傷を修理できる場合もありますが、修理の成功率はケースバイケースです。
6. まとめ
デジタルカメラが水没してしまった場合、自分で乾燥させる方法を試すことができますが、最終的には専門業者に修理を依頼する方が安全です。修理費用はカメラの状態や修理内容によって異なり、場合によっては買い替えを検討する必要があるかもしれません。
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