カメラとレンズを支えるための三脚選びは、安定した撮影をするために重要です。特にD850のような重いカメラやレンズを使う場合、適切な三脚が必要です。本記事では、カメラ機材の耐荷重に合わせた三脚選びのポイントを解説します。
三脚の耐荷重を決めるポイント
三脚選びで最も重要なのは、カメラとレンズの重さに見合った耐荷重を持った三脚を選ぶことです。現在、使用している機材がD850+AF-S NIKKOR 24-70mm F/2.8E ED VRで、重量が約2kg程度ということです。さらに、将来的に70-200mmレンズを追加する予定なら、最大重量が2.5kg程度になります。
そのため、三脚の耐荷重は、カメラとレンズの合計重量の1.5倍〜2倍程度を選ぶのが目安です。つまり、少なくとも5kg程度の耐荷重を持つ三脚を選ぶと良いでしょう。この耐荷重を選ぶことで、より安定した撮影ができます。
三脚の安定性と耐久性
耐荷重だけではなく、三脚の安定性も非常に重要です。特に風の強い場所や長時間の撮影時に三脚が揺れたり、安定しないと撮影に影響が出ることがあります。アルミニウム製の三脚は軽量ですが、カーボンファイバー製の三脚は軽さと安定性のバランスが取れています。長時間の撮影や重い機材での使用を想定するなら、カーボンファイバー製の三脚を選ぶことをお勧めします。
また、三脚の脚の開閉のスムーズさやロック機構の強度も大切です。高品質な三脚では、脚のロックがしっかりしており、開閉もスムーズに行えるため、ストレスなく使えます。
おすすめの三脚ブランド
三脚の選び方として、信頼できるブランドを選ぶことが重要です。以下はおすすめの三脚ブランドです。
- Manfrotto:安定性が高く、耐荷重に優れた三脚を提供しています。特に中・大きなカメラ機材に対応する製品が多いです。
- Gitzo:高価ですが、カーボンファイバー製で軽量かつ非常に安定しています。重いカメラ機材に最適です。
- Benro:コストパフォーマンスに優れ、安定した使いやすさがあります。軽量で持ち運びにも便利です。
三脚を選ぶ際のその他の考慮点
三脚選びでは、耐荷重だけでなく、使用するシーンにも適したタイプを選びましょう。例えば、屋外での撮影が多い場合、風や気候に耐える強固な三脚を選ぶことが大切です。また、三脚の高さや可動域にも注意しましょう。撮影シーンに合わせて、高さが調節可能な三脚を選ぶと便利です。
さらに、三脚の収納や持ち運びやすさも考慮しましょう。軽量でコンパクトな三脚を選ぶと、旅行や外出先での使用が快適になります。
まとめ
D850と70-200mmレンズを支える三脚を選ぶ際には、耐荷重が5kg以上の三脚を選ぶことが目安です。また、安定性や耐久性を重視して、カーボンファイバー製や信頼できるブランドの三脚を選びましょう。撮影シーンに合わせて、可搬性や高さ調整の機能も考慮することで、より快適な撮影が可能になります。
コメント