自作PCを組み立てる際に、電源ユニットとグラフィックボードを適切に接続することは非常に重要です。特に、コルセアRM850eのようなフルモジュラータイプの電源ユニットを使用する場合、付属のケーブルが足りないと感じることがあります。この記事では、コルセアRM850e電源ユニットとグラフィックボードを正しく接続するための方法を解説します。
1. コルセアRM850e電源ユニットの基本仕様
コルセアRM850eは、フルモジュラー式の850W電源ユニットで、使い勝手が良いと評価されています。この電源ユニットは、必要なケーブルを必要な分だけ接続することができるため、PC内部の整理がしやすく、冷却効率を高めることができます。
しかし、購入時に付属するケーブルの数や種類が自分の構成に合わないことがあります。特に、グラフィックボードに必要なPCIe 8ピンケーブルが不足している場合、適切なケーブルの選定が重要です。
2. PCIe用の8ピンケーブルとその役割
グラフィックボードに電力を供給するためには、PCIe用の8ピンケーブルが必要です。多くの最新のグラフィックボードは、2つの8ピン接続を必要とします。コルセアRM850eには、デフォルトでは1本しか8ピンケーブルが付属していないため、追加でケーブルを購入する必要があります。
「12V-2×6 to デュアル 8ピン (6+2)」というケーブルは、6ピンと2ピンを組み合わせて8ピンにすることができ、これをグラフィックボードに接続することができます。こうしたケーブルは通常、電源ユニットの他のケーブルと同様に、十分に信頼性のあるものです。
3. 8ピンケーブルを正しく使用する方法
コルセアRM850e電源ユニットには、「12V-2×6 to デュアル 8ピン (6+2)」のケーブルが含まれているため、これをグラフィックボードの2つの8ピン端子に接続することが可能です。もし、8ピンケーブルが1本しかない場合でも、このケーブルを使って問題なく電力を供給できます。
ケーブルを正しく接続する際には、ケーブルのコネクタがしっかりと接続されていることを確認してください。また、ケーブルの取り回しにも注意し、PC内部でのエアフローを妨げないように配線を整理することが大切です。
4. 追加のケーブルを購入する必要がある場合
もし「12V-2×6 to デュアル 8ピン (6+2)」ケーブルが不足している場合、コルセアの公式サイトやパーツ販売店で追加のケーブルを購入することができます。購入する際は、必ずRM850eに対応したケーブルを選ぶようにしましょう。
コルセアの電源ユニットはモジュラー式であるため、別途ケーブルを購入しても問題なく使用できますが、メーカー推奨のケーブルを使用することをおすすめします。
5. まとめ
コルセアRM850e電源ユニットを使用して、グラフィックボードに適切な電力を供給するためには、「12V-2×6 to デュアル 8ピン (6+2)」のケーブルを使用することが推奨されます。もしケーブルが不足している場合でも、追加購入が可能です。ケーブル接続時にはしっかりと接続確認を行い、PC内部の整理にも気を使うことで、快適なPC環境を構築できます。
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