Canon 5D Mark IVにRF50mm F1.8 STMレンズを取り付ける場合、マウントアダプターが必要かどうかと、もし必要であればおすすめのアダプターについて解説します。RFレンズは、Canonの新しいRFマウントを採用しているため、EFマウントを持つ5D Mark IVで使用するにはアダプターが必要になります。
1. Canon 5D Mark IVにRFレンズを取り付けるために必要なもの
Canon 5D Mark IVは、EFマウントのカメラです。一方、RF50mm F1.8 STMレンズはRFマウントのため、直接取り付けることはできません。そのため、EFマウントとRFマウントを接続するためのマウントアダプターが必要です。
1-1. マウントアダプターの役割
マウントアダプターは、異なるマウント規格を持つレンズをカメラボディに取り付けるために使用します。EFマウントのカメラにRFマウントレンズを取り付けるためのアダプターは、通信を保ち、オートフォーカスや絞りの制御などをサポートします。
2. おすすめのマウントアダプター
RFレンズをCanon 5D Mark IVで使用するために必要なアダプターには、いくつかの選択肢があります。以下はおすすめのアダプターです。
- Canon EF-EOS R マウントアダプター
Canonが公式に提供しているアダプターで、RFレンズをEFマウントカメラで使用するための最も信頼性の高いアダプターです。このアダプターはオートフォーカスや絞り制御、手ぶれ補正機能にも対応しており、操作感も非常にスムーズです。 - Vello EF-EOS R マウントアダプター
VelloはCanonの公式アダプターに次ぐ品質で、EFマウントとRFマウント間の接続を提供します。価格がCanon製よりも手頃で、コストパフォーマンスが良いという点が魅力です。 - Fotodiox Pro EF-RFマウントアダプター
Fotodioxのアダプターは、より高品質で、金属製の設計が特徴です。信頼性が高く、長期間使用するのに適しています。
3. マウントアダプターの選び方
アダプターを選ぶ際には、次のポイントを考慮することが重要です。
- オートフォーカス対応:オートフォーカスが効かないアダプターもあるので、オートフォーカスを必要とする場合は、対応しているものを選びましょう。
- ビルド品質:アダプターはカメラとレンズの間に挟まれる部品であるため、頑丈な作りが求められます。金属製のものが長持ちします。
- 価格とコストパフォーマンス:公式のCanon製アダプターは高価ですが、VelloやFotodioxの製品はコストパフォーマンスに優れています。
4. RFレンズをEFマウントカメラに使う際の注意点
RFレンズをEFマウントカメラで使用する際にはいくつかの制限があります。
- オートフォーカスの速度:一部のアダプターではオートフォーカスの速度が遅くなることがあります。特に低価格のアダプターでは、反応が遅くなることがあるため、使用前に実際に確認することが重要です。
- 手ぶれ補正の効き目:手ぶれ補正機能が期待通りに機能しない場合もあるため、手ぶれ補正が重要な場合は、動作確認を行いましょう。
- レンズの重量とバランス:マウントアダプターを使うことで、レンズがわずかに前方に出るため、カメラのバランスが崩れることがあります。三脚やジンバルを使用する際は注意が必要です。
まとめ
Canon 5D Mark IVにRF50mm F1.8 STMレンズを取り付けるためには、EF-EOS Rマウントアダプターが必須です。Canon製のアダプターが最も信頼性が高く、おすすめですが、VelloやFotodioxなどのコストパフォーマンスの良い選択肢もあります。アダプター選びには、オートフォーカス対応やビルド品質を考慮し、目的に合ったものを選ぶことが大切です。
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