野球などのスポーツ撮影で遠くをしっかりと撮影したい場合、望遠レンズの選び方が重要です。今回は、OLYMPUS OM-D E-M10 Mark IIに付けるレンズとして、OLYMPUSのM.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS IIと、CanonのRF100-400mm F5.6-8 IS USMを比較し、それぞれの特長やおすすめポイントを紹介します。
1. 望遠レンズの選び方
スポーツ撮影、特に野球撮影の場合、動きの速い選手や遠距離からの撮影が求められます。そのため、高倍率でしっかりと焦点を合わせられるレンズが必要です。また、光量が少ないシーンでの撮影を考えると、IS(手ぶれ補正)機能の有無も大切なポイントです。
2. OLYMPUS M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS II
OLYMPUSのM.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS IIは、特にOM-Dシリーズのカメラとの相性が良いレンズです。焦点距離100-400mmの広範囲で、手ぶれ補正機能(IS)も搭載されており、野球撮影に必要な高速で動く被写体を捉える能力があります。
また、M.ZUIKOシリーズの特徴であるコンパクトさも魅力で、他の同等のレンズより軽量なので持ち運びにも便利です。特にOLYMPUSのカメラと組み合わせることで、より安定した撮影が可能です。
3. Canon RF100-400mm F5.6-8 IS USM
CanonのRF100-400mm F5.6-8 IS USMも非常に優れた望遠レンズです。Canon EOS R10との組み合わせで使う場合、RFレンズはその性能を最大限に発揮します。焦点距離100-400mmと高倍率で、F5.6-8という絞り値でも、手ぶれ補正機能(IS)と超音波モーター(USM)を搭載しているため、動きの速いスポーツシーンでもシャープな画像が得られます。
ただし、このレンズの絞り値がやや高いため、低照度のシーンではやや厳しくなる場合があります。とはいえ、Canon EOS R10との相性は非常に良く、ユーザーから高評価を得ています。
4. 価格帯とコストパフォーマンス
予算20万でのレンズ選びを考えると、OLYMPUSのM.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS IIは比較的手頃な価格であり、OLYMPUSのカメラとの組み合わせで非常に良いコストパフォーマンスを提供します。Canon RF100-400mmは少し高額になる可能性がありますが、EOS R10と合わせて購入することで、Canonシステムをフル活用できるメリットがあります。
5. まとめとおすすめ
どちらのレンズも、野球の撮影に十分対応できる性能を持っています。OLYMPUSユーザーであれば、M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS IIが最適で、軽量でコンパクトな設計が魅力的です。一方、Canon EOS R10を使いたいのであれば、RF100-400mm F5.6-8 IS USMも非常に優れた選択肢です。
レンズ選びは、カメラとの相性、携帯性、撮影スタイルに合わせて最適なものを選ぶことが重要です。どちらのレンズも、しっかりと遠距離の撮影をサポートしてくれるので、どちらを選んでも満足できるでしょう。
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