デジカメの望遠と望遠レンズに関するmmの違いについては、混乱することも多いです。デジカメのズームレンズに記載されている焦点距離(mm)と、交換レンズでの焦点距離(mm)はどう異なるのか、疑問を解消するために詳しく解説します。
デジカメの望遠(ズームレンズ)とは
デジカメにおける「望遠」は、通常、ズームレンズに搭載されている焦点距離に関連しています。ズームレンズは、1本のレンズで広角から望遠までの範囲をカバーします。例えば、デジカメの「18-200mm」といった表記は、18mmから200mmまでの焦点距離を持つズームレンズであることを意味します。
ズームレンズの場合、広角側から望遠側までを切り替えることができ、焦点距離(mm)はそのまま指定された範囲で動作します。
交換レンズの望遠(単焦点レンズ)との違い
交換レンズの場合、単焦点レンズと呼ばれるものが多く、焦点距離が1つのmmに固定されています。例えば「200mm」というのは、200mmだけで絞られた望遠レンズです。これに対して、ズームレンズは広角から望遠まで調整可能なため、焦点距離のmmが指定された範囲を示します。
したがって、ズームレンズの「○○mm」と単焦点レンズの「○○mm」では、同じ焦点距離を持っていても、使い方や画角は異なることがあります。
焦点距離(mm)の意味と焦点距離が影響する要素
焦点距離(mm)は、レンズの「望遠」と「広角」を決定する重要な要素です。焦点距離が長いほど望遠効果が高くなり、被写体を遠くから大きく撮影することができます。
焦点距離は、画像の「画角」を決定します。焦点距離が長ければ長いほど、視野が狭くなり、被写体に焦点を合わせやすくなります。逆に短ければ、広角で風景などを広く写すことができます。
ズームレンズと単焦点レンズを使い分けるメリット
ズームレンズのメリットは、1本で幅広い焦点距離をカバーできることです。例えば、「18-200mm」のようなズームレンズを使うと、近距離から遠距離の撮影まで1本で対応可能です。
一方、単焦点レンズは、焦点距離が1つに固定されているため、特定の距離での撮影に特化しています。画質が非常にシャープで、ボケ味を活かした撮影ができるのが特徴です。
まとめ
デジカメの「望遠」の焦点距離は、ズームレンズの場合、焦点距離の範囲を示しますが、交換レンズの単焦点レンズでは1つの焦点距離に固定されています。焦点距離が同じでも、ズームレンズと単焦点レンズでは使用感や画角、被写体の捉え方が異なります。自分の撮影スタイルに合ったレンズを選ぶことが大切です。
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