外付けSSDにアプリを移動しようとすると、「このアプリは、ターゲット ドライブのファイル システムでサポートされていません。別の場所に移動させてください。エラーコードは0x80073d13です。」というエラーが発生することがあります。このエラーは、外付けSSDのファイルシステムに関連した問題が原因であることが多いです。この記事では、この問題を解決するためのステップをわかりやすく説明します。
エラーコード0x80073d13の原因
エラーコード0x80073d13は、外付けSSDのファイルシステムがアプリの移動をサポートしていない場合に発生します。特に、外付けSSDが「FAT32」や「exFAT」のような一部のファイルシステムを使用していると、Windowsがアプリを移動することができません。アプリの移動には「NTFS」ファイルシステムが必要です。
そのため、外付けSSDがNTFSフォーマットでない場合、このエラーが発生します。解決するためには、外付けSSDのファイルシステムを「NTFS」に変換する必要があります。
外付けSSDのファイルシステムをNTFSに変換する方法
外付けSSDのファイルシステムをNTFSに変換する手順は次の通りです。
- まず、外付けSSDをPCに接続します。
- 「ディスクの管理」ツールを開きます。スタートメニューを右クリックして「ディスクの管理」を選択します。
- 外付けSSDを右クリックし、「フォーマット」を選択します。
- 「ファイルシステム」のドロップダウンメニューから「NTFS」を選択し、「クイックフォーマット」をチェックします。
- 「OK」をクリックしてフォーマットを開始します。これにより、SSDがNTFSファイルシステムでフォーマットされます。
フォーマットが完了したら、再度アプリを移動してみてください。これでエラーが解消され、アプリが正常に移動できるはずです。
他の考えられる原因と対処法
もしファイルシステムをNTFSに変換してもエラーが解消されない場合、いくつかの原因が考えられます。
- 外付けSSDの容量不足: SSDの空き容量が足りない場合、アプリの移動ができません。容量が十分であることを確認しましょう。
- 管理者権限の不足: アプリを移動するためには、管理者権限が必要です。管理者としてPCにログインし、再度試してみてください。
- Windowsのバージョン: Windowsの古いバージョンでは、アプリの移動がうまくいかないことがあります。最新のWindowsアップデートを適用してから再試行してください。
まとめ
「エラーコード0x80073d13」は、主に外付けSSDのファイルシステムがアプリの移動をサポートしていない場合に発生します。解決するためには、外付けSSDのファイルシステムを「NTFS」に変換する必要があります。また、容量不足や管理者権限、Windowsのバージョンなども確認し、問題を解決しましょう。これで、外付けSSDへのアプリの移動がスムーズに行えるようになります。
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