ゲーミングモニターを選ぶ際に、いくつかの選択肢を比較してみることは重要です。特に、RTX 2070 Superを搭載したPCとの相性を考えると、モニターの解像度やリフレッシュレート、パネルタイプ(TN vs IPS)などの要素が重要になります。今回は、BenQのZOWIE XL2411PやASUS VG258QR-Jなど、代表的なゲーミングモニターを取り上げ、選び方のポイントを解説します。
モニターのリフレッシュレートと応答速度
ゲーミングモニターを選ぶ際、最も重要な要素の一つがリフレッシュレートと応答速度です。RTX 2070 Superは、高い性能を誇るGPUであるため、高リフレッシュレートのモニター(例えば、165Hzや240Hz)が相性が良いです。特に、FPSゲーム(例:APEXやバロラント)では、滑らかな描画が求められます。BenQ ZOWIE XL2411Pは、144Hzのリフレッシュレートを持ち、応答速度も1msなので、ゲームに最適な性能を提供します。
TNパネルとIPSパネル:どちらを選ぶべきか?
パネルタイプは、画質と反応速度に大きな影響を与えます。TNパネルは応答速度が速いのが特徴で、特にFPSゲームにおいては、反応速度の差が大きなアドバンテージとなります。ですが、色再現や視野角ではIPSパネルが優れています。ASUS VG258QR-Jは、TNパネルを使用しており、FPSゲームに最適ですが、色再現や視野角には限界があります。ゲームの種類やプレイスタイルに応じて、TNかIPSを選ぶと良いでしょう。
おすすめのサイズと解像度
モニターサイズや解像度も選択のポイントです。24~25インチのサイズは、FPSゲームに適したサイズ感です。解像度に関しては、フルHD(1920×1080)が主流ですが、RTX 2070 Superに合わせて、1440pや4Kも選択肢となります。ただし、144Hzや240Hzで快適に動作するのは、フルHDの方が一般的です。BenQ ZOWIE XL2411Pは、フルHDで144Hz対応の良いバランスを提供しています。
キャプチャボード機能と追加機能
特にキャプチャボード機能を利用したい場合は、HDMI入力を備えているか確認しましょう。例えば、ゲームのライブ配信をしたい場合、モニターにHDMI端子を接続することで、外部キャプチャボードと連携できます。購入を検討しているモニターがキャプチャボード対応かどうか、またそのHDMI端子がスルー出力に対応しているかなどを確認しておきましょう。
BenQ vs ASUS:どちらを選ぶべきか?
BenQのモニターは、ブラックエコライザー機能や色調整が豊富で、特にゲーム内での視認性向上に役立ちます。暗いシーンでも細部まで見えるため、FPSゲームにおいて優れた性能を発揮します。一方、ASUSのモニターは、コストパフォーマンスに優れ、またリフレッシュレートや応答速度が良いため、快適なゲーミング体験を提供します。どちらを選ぶかは、予算や求める性能に応じて選択するのが良いでしょう。
まとめ
ゲーミングモニターの選択は、リフレッシュレート、応答速度、パネルタイプ、解像度などの要素を総合的に考慮する必要があります。RTX 2070 Superに最適なモニターとしては、BenQ ZOWIE XL2411PやASUS VG258QR-Jのような、リフレッシュレートが高く、応答速度が速いモデルが適しています。どちらを選ぶかは、個々のプレイスタイルや予算に合わせて決定するのがベストです。
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