OLYMPUSのE-PL8で駅のホームの流し撮りをしたい場合、いくつかの設定やテクニックを駆使することが重要です。流し撮りは動いている被写体を捉える撮影方法で、被写体がブレて動きが伝わる写真を撮ることができます。駅のホームなどで、電車の流れる瞬間を美しく撮影するためのコツを詳しく解説します。
1. シャッタースピードの設定
流し撮りをするためには、シャッタースピードの設定が非常に重要です。OLYMPUS E-PL8では、手動でシャッタースピードを設定することができます。流し撮りを行うには、電車などの動く被写体を追いながらシャッターを押すため、適切なシャッタースピードを選ぶ必要があります。一般的には、1/60秒~1/125秒の間で設定すると、被写体が動いている感覚をうまく捉えることができます。
2. カメラの設定とモード
OLYMPUS E-PL8には、いくつかの撮影モードがあります。流し撮りを行うには、「シャッター優先モード(S)」を使用すると、シャッタースピードを自由に設定できます。また、カメラの手ブレ補正機能(IBIS)をオンにしておくと、微細なカメラの動きによるブレを軽減できます。
3. ピントの合わせ方
流し撮りでは、被写体が動いているためピントをしっかり合わせることが求められます。OLYMPUS E-PL8では、「連続AFモード(C-AF)」を使用することで、動く被写体に自動的にピントを合わせることができます。また、AFの追従性能を最大限に活かすために、被写体の予測に基づいて撮影を行うことが大切です。
4. 撮影のタイミングと構図
流し撮りの成功には、タイミングが重要です。電車がホームを通過する瞬間を捉えるためには、シャッターチャンスを逃さずに撮影することが必要です。カメラを被写体に合わせて追いながら、連続してシャッターを切ることで、最適な瞬間を捉えられる確率が高くなります。また、構図にも工夫を加えることで、より印象的な写真が撮れます。例えば、電車の進行方向に合わせてカメラを動かしながら撮影すると、動きが強調されます。
まとめ
OLYMPUS E-PL8で駅のホームの流し撮りをする際には、シャッタースピード、カメラ設定、ピント合わせ、そして撮影のタイミングが重要です。これらの要素をうまく調整し、カメラの特性を活かして撮影することで、動きのあるダイナミックな写真が撮れるようになります。初めは難しく感じるかもしれませんが、何度か試してみることで、撮影技術は向上します。
コメント